歌舞伎と旅が、わたしの「現実逃避」！

今週のお題は「現実逃避するとき、何します？」ってことだけど、わたしの場合は、とりあえず歌舞伎座に行くことと旅をすること。「でもその割には、最近歌舞伎について書かないね！」っていわれそうだけど、要するに現実逃避してる場合じゃないくらいここのところ忙しかったんですよね～。だから、本格的に逃避するには旅しかないか！ぼちぼち、遠～いとこへ行くことを考えてるんだけど！

なんだかんだで、月に一回ないし二回歌舞伎座に行くと、妙にほっとしたりする。建物も変わらないし、売店なんかも、良くも悪くも変わらない。舞台写真や最中アイスを買い、筋書きやイヤホンガイドの小山観翁さんの声なんかで、「嗚呼、ここは歌舞伎座だ」って思うと、非日常だって思えてくるんですよね。それに、携帯の電波が届きにくいのもよい！

家で歌舞伎の感想を書くのも、頭の中だけは日常から離れてどっぷり歌舞伎モードに入ってないとダメなんだけど、ここのところは家でも調べることが山ほどあって、なかなか現実がわたしを離してくれない感じ。

三島由紀夫がかつて、歌右衛門の娘道成寺のことを「昼日中の白昼夢」っていったけど、確かに銀座のど真ん中で、女形が舞う姿って非現実の極みって感じではありますね。だから、菊五郎劇団の大衆迎合オヤジギャグってどうも苦手なんだけど・・・。（なんか、現実に引き戻されるんですよね、あれって！）

それと、旅。わたしは引越しの多い家で育っているので、ある特定の地域がふるさとって感覚はまったくないんだけど、敢えていうなら東京都内が一番しっくりくる。（一番長く継続的に住んでいるところだし。）　でも、残念ながらいやなことも多いので、旅するときはなるべく遠いとこへ行くっていうのを基本にしてる。例年は冬に行ってたんだけど、今年は前半だけでほとほと疲れたので（！）、かなり遠いところへ行く予定。

さ～て、何処へ行くのでしょう？、関係各位！！

それは帰ってきてからのお楽しみ！でも、成田も当分大変そうで困るなあ～。というわけで、とりとめのない話でした。