円楽引退？！

どうも、三遊亭円楽が引退するらしい。こうなると、円生以来の三遊亭一門がどうなるのか気になるし、志ん朝もいない今、談志の責任は重いナアって思ったのはわたしだけか？（円蔵もいるっちゃ、いるが…。）

個人的には、円楽の生の高座は聞いたことがなく、テープやＣＤを幾つか聞いている程度なので偉そうなことはいえないけれど、師匠・円生譲りの「文七元結」は嫌いじゃなかったし、割りと品がないとはいえ、立派な口跡でスケールの大きさはあった人だと思う。

円楽自身はどう思っているのかわからないけれど、わたしがどうも気になっているのは、由緒ある名跡「三遊亭円生」の名前をどうする気でいるのかということ。

師匠である六代目円生はもちろん「デブの円生」といわれた五代目も名人だったといわれるし、「円楽」の名を継ぐ人は今後現れても、今回の円楽の引退で「円生」を継ぐ人が現れにくくなってしまうのではという気がしてしょうがない。

さて、どうなることやら…。

ところで、落語の「文七元結」と歌舞伎座で去年上演された幸四郎の「文七元結」を比較して論じてみようと思っていたんだけど、結局書いてないなあ…。

最近のわたしも、どうなることやら…。

73歳円楽、落語人生に終止符 (日刊スポーツ) - goo ニュース

五代目 三遊亭圓楽 特選落語集 DVD-BOX アミューズソフトエンタテインメント このアイテムの詳細を見る

厩火事 三遊亭円楽(五代目) ポリドール このアイテムの詳細を見る