自分の会社のことなのに税理士任せ

法人のお客様へのヒアリングをしていると、

「税理士に聞かないと分からない」

と言われることが多々あります。


会計のことや税金の申告のことなら

顧問税理士が詳しいでしょうが、

自分の会社の情報に変更があったかないかぐらいは、

社長なら知っているはずです。


今日も許可申請の件で社長に連絡したところ、

９月決算なのに１０月決算だと言い張りました。

どうやら事業年度の終わり月と始まり月を勘違いしているようでした。


「９月末が事業年度の場合は、９月決算って言うんですよ」

とお伝えすると、

「税理士に任せてるから分かんないや」

とのお答え


さらにこの５年の間に資本金とか役員とか変更がないか聞いたら、

「何にもないよ。」

とのお答え。

たしか数年前に取締役が増えていて、

変更届を出さないといけない旨を伝えたような気がする・・・


電話のときはvorinの記憶ちがいかなと思い、

「変更がないなら最初の申請内容で書類作りますね」

と申し上げました。


で、記録を確認すると、

やはり４年前に取締役が増えていた・・・


会社作ったあとに息子が取締役に入ったことぐらい覚えているだろうに


いったい誰の会社なんだ

税理士の会社なのか

税理士が社長なのか


もし社長が法違反になるようなことに気が付かず処分を受けることがあっても、

顧問税理士は痛くも痒くもありません。

だって自分の会社じゃないもの


税金の申告以外のことで、

「税理士に聞かないと分からない。」

そんなことを堂々という社長さん。

ちょっと恥ずかしくありませんか？