公務員は待遇が恵まれていることを知るべき

建設業の許可申請では、

会社に常勤しなければいけない人の住民票を提出します。

会社に通えるところに住んでいるかどうかの確認です。


関東では交通網が発達しているエリアなら、

関東圏内に住んでいる人はどこでも通えます。


建設業では片道２時間くらい車で運転して

毎日通っている人も普通にいます。

そもそも配置された工事現場が家から片道３時間という場合だってあるのですから、

長距離移動を苦に思う人は建設業には長く居られません


会社勤めのサラリーマンだって、

電車で２時間以上かけて通勤している人は普通にいます。


しかし・・・


県の職員にはそれが想像できないらしい


埼玉の会社の場合、

神奈川県の横浜より西側のエリアや

千葉県の千葉市より東側のエリアに住所があると、

本当に通っているのか疑われることがあります


vorin、昔務めていた会社（上場企業）に、

群馬の藤岡から都内の現場に通っている人がいました。

朝４時ぐらいに出てくるそうです


この人は自分の好み（広い家に住みたかったそうです）で

遠い場所に住んでいたわけですが、

建設業に従事している人は、

目的地が家から遠いとか近いとか文句言えないのです

それが民間企業なのです。


別に公務員が恵まれていると文句を言いたいわけではありません

民間企業が置かれている現状は

公務員とはちがうことを知った上で、

審査をしていただきたいだけです。


公務員にかぎらず、

自分の環境と他の人の環境はちがうという前提を承知しているかどうかは、

許容の広さに影響を及ぼします