未検診の妊婦さん

今日の夕方、ちらっと報道特集でみた産婦人科の緊急搬送の現場

最近妊婦の緊急搬送を受け入れる体制について、よく報道されてますね

今日の特集は、最後のほうしか観てないのですが、
1回しか検診を受けていない18歳の妊婦さんが産気づいて搬送されていました。

受け入れる病院は、まったく情報がないので、胎児の状態を調べようとしましたが、
よく調べる間もなく陣痛がひどくなってしまい、
そのまま出産するリスクを18歳の母親に説明していました。

結局生まれてきた赤ちゃんは小さくて、
新生児を受け入れてくれる別の病院に搬送されました。

お医者さんは、未検診で出産する場所があって、
新生児も受け入れてくれる病院があったのはラッキーなことなんだと
その母親と駆けつけた彼氏に何度も何度も言い聞かしていました。

なぜこの彼女は、検診を受けに行ってなかったのでしょうか？

彼女はお医者さんに「病院が決まらなかった」と言いました。

相手の彼氏は25歳で、スーツを着ていたので会社員のようでした。
25歳になる彼には、定期的に検診を受けていない彼女が
心配ではなかったのでしょうか？

今回のケース、どうして未検診で出産ということになってしまったのか？

世間一般的な見方をすれば、
母親のくせに赤ちゃんのことを放っておいた18歳の彼女が悪い
ということになるのでしょうか？

vorinはそうは思いません

やっぱり家での教育、学校の教育に問題があると思います。

望もうと望まないと妊娠したら、まず病院に行く。
産むのであれば、きちんと定期的に検診を受けなければいけない。

そういった知識を性教育と一緒に教えていくべきです。

それは女だけなく、男に対しても同じです。

vorinは今まで母親になる女がしっかりしていればいいと考えていましたが、
今回のケースをみると、赤ちゃんの父親である彼は立派な成人男性です。

なぜ自分の子供を妊娠した女性に、きちんと病院に行って検診を受けて来いと
言わなかったのでしょうか。

たぶん、「そんなことは知らなかった」という
一言に尽きるのではないかと思います。

今の世の中、たくさんの情報が飛び交っていて、
間違った情報もたくさんあります。

子供を生むことを軽く考えている女性もたくさんいます。

正しい知識を持つ人が多くなれば、
間違った知識を持つ人やもともと知識のない人にも教えてあげられます。

とくに妊娠・出産については、
子供の命と自分の命がかかっていることを、
小さい頃から叩き込むべきだと思います。

vorinのせつなる願いです