医療の発展という名の、美名にかくれて

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　　　厚生官僚は無能ばかりではなく、金銭感覚が麻痺している。

　高齢者医療福祉に金がかかりすぎるのは、無駄な医療を病院や医師が「ゼニ稼ぎ」でやっているのを抑制できないが為。 

 

   
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馬鹿の見本の地方自治体と、酷薄の権化の厚労行政が無駄金つかい

ガンの三大治療はほとんど意味がない。

患者の苦痛と、厚生予算の額がますばかりです。 

 

がん治療に最新装置  【中國新聞】

　放射線治療やその他の浸潤的手技をを控えて、まずはかなり長期の経過観察をしてみましょう。この絶対不可欠の「正しい医療の一段階」をはぶいてしまうのは、患者が「正しい選択をする時間と心の余裕」を奪うための、暴力です。

　ガンと告げられても、本人や家族に心の余裕があれば、いろいろな治療の選択肢を吟味することができます。入院するなり 家庭療養で安静な生活とバランス良い食事が続けば体調は回復するのが普通です。

　これではお金の稼げる「過激な手術」、「放射線照射で肉体を焦がす」そして「高い抗がん剤を長期に投与」などの三大【治療】を患者は敬遠してしまいます。

　そこで余命何日とかの「根拠の極めてとぼしい脅し」によって、患者と家族を精神的混乱に突き落とすのです。病院側のインフォームドコンセントはローレライのサイレンの様に甘美に響きます。　そりゃそうだ　だってこれが成功するかどうかで　【人体実験で金儲け】ができるかどうかの瀬戸際。彼ら、彼女らの演技にも熱が入る。年季も入っています。

　今時は 余命三ヶ月などと乱暴な説明をする医療施設はすくないと思われます。余命はあと半年か1年かとか謂われたら、この施設で治療を受ければ2～3年で「ガン治療の重篤な副作用」で殺されると、思わねばなりません。夢にも半年が2～3年と寿命がのびるとは信じてはいけないのです。実生活にそれほど差し障りのない「ガンと医療により診断された癌と呼ばれるもの」では、普通は滅多に人は死にません。三大治療の致命的な副作用によって人は死亡にいたるのです。猫なで声の医者の声はローレライの、魔の淵からの歌声です。近寄れば「難破」して遭難してしまいます。

 

                                               
                                                         山法師の時季に消化器系癌で逝去されました。

　敬愛していた伯父が亡くなって、すでに20年以上経ちました。それでもヤマボウシの咲く時季になると想い出します。斎場の窓の外、鬱蒼とした森の端にその花が白く泣いていました。
  関東軍のそれなりの要職にいた将校も、幾星霜その時は齢80有余。軍機を多く抱えていたのか ついに戦時の様子を聞くことはできずに終わりました。遺骨を拾い上げたあと、空しく ヤマボウシ の花を眺めていたのを想い出します。

　消化器系の癌を患い、治療は「放射線治療」でした。火葬がすみ、引き出された台には遺骨に混じって亀の子束子(タワシ)のような、放射線の治療痕跡が焼け残っていました。無口な方でしたのでなにも言わなかったのですが、闘病は苦痛のともなうものだったと想像できます。

　生活の質を考慮すれば、別の治療指針もあったのかも知れません。

 

 

 　ペットなどの診断装置は金食い虫で、美味くいけば病院は儲かる。もちろん器械屋はボロ儲け。しかし治療の正統性を示す指針など無い。老齢者は実験材料で無残なあつかいを受ける。藪医者は、まず「サジを投げ」て於いてから治療に取りかかるから、結果に責任をもたない。医師も厚労省も、もちろん政治家も責任はもたない。もちろん彼らに予算執行の適正な能力などあるわけはない。あるのは「勝手な利益追求の本能」これだけてある。

　成果の見えない『治療』は止めさせるべき。これが出来れば、無駄な医療費は半減できる。これが長年医療の内部から見てきた者の、偽らざる実感です。責任ある医療を行っているものもある程度はいます。しかしほとんどは「マニュアル」だけで「こなして」行くだけの 莫迦の集団が跋扈しているのが 医療の現場です。

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　Jean-Léon Gérôme 

アクセスの記録　 2010.06.23(水)    1692  PV     672  IP      844 位  /  1428681ブログ