我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

財政健全化は まず企業利益に課税することから

2011年02月03日 | 政治

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   産み育てる能力を狙われている日本の女性

 

 

朝青龍は仮病で休業のさなかに、故国でサッカーに興じた。

今となっては懐かしい、少し寂しい想い出ではある。

 たかが見せ物とは言えぬのが、大相撲のこと。お上も御照覧なされる、国技である。それにしても懲りないと云おうか、自覚がない馬鹿者の集まりと、国民はあきれかえっている。取り組みの八百長は、前から何度も言われてきたこと。それが相撲の当事者が真相開明せずに怠惰に流されてきたのは、星の売り買いの証拠が無かったためなのか。こんどは警視庁が押収した携帯電話から、明確な証拠が出てきてしまった。最近の警察は相撲にもきびしい。それは当然なのだが、大相撲の力士や関係者には、その厳しさが伝わっていなかったのだろう。

 
 政界にも似たような空気が満ちている。

 国民の大多数は、あきれ果てている。

 

 

 

 


 国会は見せ物といえば、まあそのようなものなのだが、そうでない部分もある。

  社会保障制度改革は腐れ大根役者の、見飽きた衣装ではある。

 財界とくに輸出関係業界が、搾りすぎるから家庭で面倒見切れないようになった。儲けを追求しすぎる財界に減税で、失業と低賃金で苦しめられる一般には課税する。その苦しい、見苦しい言い訳が、社会保障にカネがかかるである。箱物介護で地方の利権屋が儲ける。その家族などが無能なお飾りの事務職で濫費する。医療は治らなくとも、多額の医療費を保険料から盗む。世界金融危機を作った家電や自動車屋が、エコ補助金でまた盗む。これでは税金はいくら国民から毟っても足りなくなる。

 

 国民が豊で安心できる暮らしができるように、法律などの整備をするのが政治家の本当の仕事なのだ。貧困と非道を排除するのが、政界の力士たる、政治家の姿なのだ。しかし現実には、国民を欺す八百長談義が横行している。

 自動車と家電産業が、一人勝ちする仕組みが、新自由主義である。ここで儲けた金に課税しないから、国家の財政がきびしくなった。『新自由主義経済』と言えばなにか難しい経済学のようにも思われるが、それほどのこともない。

 自動車と家電産業の経営者と株主や證券金融屋が、かってに儲けるための仕組みが、『新自由主義経済』と言い切ってしまえば判りやすい。

 

 朝青龍は腰が痛いと言っていたが、仮病であった。

 企業は経営がたいへんと謂っていたが、実は大儲けしている。

 

民主党は庶民の味方といって政権を騙し取ったが、実は彼らはもっとひどい 金持ちの手下だった。
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 チュニジアの政変からはじまって、それが次々と飛び火して、エジプトではムバラクの再選は阻止した。

 訳知りは、アメリカ大統領オバマの政策が穀物の価格を押しあげて、世界中の人々が生活が苦しくなったからと言う。

 風が吹けば桶屋が儲かる。暇人は茶飲み話に興ずればよい。しかし実際に日本を変えるには、菅直人政権を打倒しなければならない。自民党にもいろいろあるが、倒閣に動くならば味方である。しかし、『与謝野の財政再建に荷担』するような、 、「財政健全化責任法案」を持ち出すようでは、われら一般日本人の敵である。

 

 政治の理念は選挙の前にだけ言ってみる。あとは如何にして選挙民を欺すか。どのように財界に取り入るかが政治家の手腕の見せ所なのか。自民党が 法案賛同なら予算案修正 などと言いだした。やはり旧暦正月のことだ、お年玉を財界に無心したいとのレトロな電波の発信である。ドンドン使って、ジミンガー怪物は国債の山を築いた。自民が持ち出した『法案』とは、「財政健全化責任法案」のことだ。その心は、使いすぎたので余り使わないようにとか、「反省のポーズ」は示しつつも、やはり財界へは減税で国民一般からは、消費税増税をおこなってつじつまを合わせる。あるところにドンドン金を集めて、彼らだけ温かい。庶民の財布からはもっと税金を搾り取れ、これが健全な政治の姿だとか言う、トボケた法案のこと。民主党が抱きつき心中を仕掛けてきたのだが、それに抱きつき返して、ズブズブと国民無視の泥沼に沈み込む覚悟のようだ。

 どのみちあと、2年以上は解散も内閣辞職もないと、倒閣を諦めたスタンスがこれなのか。

 

 それとも「予算関連法案」を審議未了の隘路に迷い込ませるための、巧妙なワナともとれる。年度内に政府予算は立ち往生のまま。これで統一地方選挙にもつれ込めば、民主党は大混乱になる。 

 

 政権交代はしたが、国民の税金を自分たち政治家と財界の周辺でだけ、浪費するスタイルは変わらない。菅直人政権の企業減税で、一般消費税は増税の政策は、自民党時代とおんなじだ。

言い訳はなんとでもできる。   しかし無能な民主と同調すれば、自民とて われら日本人の敵である。
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八百長をすれば、贔屓の力士でもゆるさない。

これがまっとうな日本人の感性だ。

 

儲けの多い企業からは、あたりまえに徴税する。

これが言えぬ政治家は、政治家ではない。財界のバカ旦那の提灯もちにすぎない。

 

わが郷は、乞食根性の卑しい政治家などは、絶対に応援しない。

 

 

 

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2011 02 03   法案賛同なら予算案修正  【NHK】

 

   

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菅直人は 総辞職の 三途の川を渡った

2011年01月30日 | 政治

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72戦連の90式戦車群     ♪♪  ♪♪♪ 

 

 

 300人委員会というのがあって、毎年1月になるとスイスのダボスに世界の要人をあつめて、会議をやるのだそうな。

 ご存じ陰謀論でいうところの、イルミナティの最高会議がこれらしい。わが郷では陰謀論風な記述も多いが、陰謀論とは距離をおいている。Googleニュース検索をかけてもこの「300人委員会」は一件もヒットしない。つまりマスコミ一般からは、この言葉は相手にされていない。

 ダボス会議とは民間の任意の団体が行う国際会議で、世界中から政府首脳や経済人あるいは学者などが出席する。

 陰謀論者は経済現象のことを、決定論的に両断しすぎる。

 世界中からそれぞれの分野の重鎮が集まるといっても、たかが知れている。

 

 缶カラ菅の菅直人が出席して、寝言を並べたところで、どうってことにはならない。かれは最大多数の最小不幸をいったが、現実にはほとんどの日本人が、最大の不幸に陥ることを政策に掲げている。ダボスに集まる人たちの信じている経済とは、利益がでる経済のこと。しかしわが郷では何度も書いてきたが、利益を出す経済は縮小再生産の、「不幸を生む」経済のこと。

(つづきは、ここ ここを クリック してご覧ください)

 

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