午前中に母に電話を入れたがどうやら留守らしい。
お昼にもう一度掛けてみた。
「家の前のビニールハウスで、ちょこっと作業のお手伝いしてた」
元気な声が聞けてひと安心。
一日中家の中にいた時間が長かったから、疲れが出なければ良いが。
「転ばないように気をつけてね」と、一歩踏み出した母の頑張りに
エールを送った。 あせらずに少しずつで良いんだよ。
腰が曲がり小さくなった母に、今あるのは夫を亡くした寂しさだけ。
家族が優しくしても、暖かい太陽の陽射しが降り注いでも、その胸の
中の寂しさの溝は誰も埋めることは出来ない。例え神様だって無理。
母が自分の力で飛び越えることでしか、先には進めないのだ。
どうやらその時が来た様で、母は前へと歩み始めたらしい。
頑張れ、頑張れ。 みんながついているからね。
父の思い出を事あるごとに口にする母。
寂しくなったら、思い出してみたら良いじゃないですか。
元気を取り戻したら、孫たちの大好きないつもの都農ばあちゃんで
これからを強く逞しく生きて下さいな。
お昼にもう一度掛けてみた。
「家の前のビニールハウスで、ちょこっと作業のお手伝いしてた」
元気な声が聞けてひと安心。
一日中家の中にいた時間が長かったから、疲れが出なければ良いが。
「転ばないように気をつけてね」と、一歩踏み出した母の頑張りに
エールを送った。 あせらずに少しずつで良いんだよ。
腰が曲がり小さくなった母に、今あるのは夫を亡くした寂しさだけ。
家族が優しくしても、暖かい太陽の陽射しが降り注いでも、その胸の
中の寂しさの溝は誰も埋めることは出来ない。例え神様だって無理。
母が自分の力で飛び越えることでしか、先には進めないのだ。
どうやらその時が来た様で、母は前へと歩み始めたらしい。
頑張れ、頑張れ。 みんながついているからね。
父の思い出を事あるごとに口にする母。
寂しくなったら、思い出してみたら良いじゃないですか。
元気を取り戻したら、孫たちの大好きないつもの都農ばあちゃんで
これからを強く逞しく生きて下さいな。