窓一面に張り付いていた闇が消え去り、琵琶湖に朝が来た
朝日が昇り始めると、湖面はキラキラと光り、水の色は青く輝きを増して来る
遠くには、雪を被った山々が見えている 相棒がいたなら『登りたい』と言うよね
朝食は上階のレストランへ 外の景色に背を向けて、黙々と腹を満たす
ドキドキ、、、 待ちに待った今日の日の為に、エネルギー補充完了!
連泊なので、荷物は部屋に残していても大丈夫だし、身支度を整えるとすぐに
ホテルの玄関を出て、大津駅までの無料シャトルバスを待つ人の列に並んだ
そこへ、うるうるママさんからのメッセージが届く
あ~ 実感が湧いて来たぁ やっと会える その時が遂に訪れたのよねぇ
微笑む私の頬を、冷たい風が心地よく撫でて行く えへへ
大津駅前からタクシーに乗り込み、待ち合わせ場所へと移動
運転手さんとは会話も無く、娘と私は目的地まで、車窓の流れる景色を見つめていた
(一応、日本語喋れるんだけどなぁ~ 訛っちょるけど、通訳要らんとになぁ。。。)
ここは =びわ湖大津館=
我らの滞在中のホテルが、対岸の左前方にニョキッと伸びて見えている
泳いだら真っ直ぐ着けたかも~と、単純な妄想を描く 泳げない癖にね(笑)
船着き場辺りで、琵琶湖の風景を、娘と暫く眺めていた
湖なので、潮の香りはしないが、湖畔の波打ち際に、打ち寄せられた砂に感激
生きてるんだな 動いてるんだな 琵琶湖 よっ 日本いちっ
そうこうしている内に、琵琶湖の妖精うるうるママさん登場~
直接会うのは初めて、、、なのに、ずっと前からのお知り合い
娘が不思議そうな眼差しで見るのは、無理も無いことだけどね これで良いのだ^^
電動車いすを上手に操り、建物の中に入って行くうるうるママさん
その後ろを、南のオババはついて行く クランクのスロープも難なく進む 流石じゃ-
レストランの、眺めの良さそうな場所へと通された すぐ傍に船着き場が見えています
初めまして~と挨拶を交わし、ぷち・オフ会の幕は上がったのでありました
とにかく喋る 喋る 食べながらも喋る ピィーチク パァーチク ペ~チャクチャッ
関西弁と宮崎弁が飛び交う中、無口になった娘が相槌を打っていた
恐るべし! ブロ友とはこういうもの?だと、納得したかどうかは分からない
食事を終えると、さらなる親交を深める為に、場所を変えることにした
滞在している、ホテルのラウンジでも行こうかと迷った挙句に、カラオケ行こか?と
即座に決定! だけど、うるうるママさんの体力が心配です
駄目!と言う暇も無く、彼女の運転する車に飛び乗って、ひょいひょいと場所移動~
その身軽な動作に、ついつい無理をさせてしまったかも知れないと、反省しきりでした
フリータイムで、有意義な時間を、三人で代わり番こに歌って萌えて楽しんだ
( ..)φメモメモ ≪うるうるママさん歌上手し!≫
娘が、星野源の“恋” を歌うと、それに合わせて、恋バナダンスを手振りで踊っていたのを見た
時折り、彼女の横顔を見つめては、会いに来て本当に良かったと、心から思った私^^
今、この時を独り占めしているのが勿体無くて、みんなにも見せてあげたかったのです
長丁場の接待で、うるうるママさんを疲れさせてしまったかも知れない
それでも、道行く景色をガイドしながら、ホテルの前まで送ってくれたのでありました
うるママちゃん どうもありがとう そして、お疲れ様でした
お陰様で、母と娘は楽しいひと時を過ごせました
部屋に戻ると、幸せすぎる時間を共有できたことで、私と娘は放心状態のまま宙を見つめていました
=また続く=