日曜日の午後、ひとりで母を見舞った
気管切開をしてから、口のチューブは取れていたが
鼻にはまだ、チューブがついたままだった
それでも顔の絆創膏が無い分、母の顔がよくみえる
スヤスヤと眠っている母の、唇が荒れていて痛々しかった
その時だ 「あらっ?」 うっすらと母の眼が開いた
思わず 「おかあさん」と声を掛けてみた
虚ろながらもこちらに視線を向ける母…
「わかるの?よう頑張ったね~」 私は嬉しかった
すると… 「来てたのね」 唇がそう動いたように感じた
オデコをそっと撫でてやると、また眠りについた
そこに、看護士さんが来たので聞いてみた
「薬を変えたら眠りが浅いようなので、わかる筈よ
話し掛けてみて~ また、明日には眠りが深くなるからね」
年が明けたら、鼻からのチューブも抜くらしい
看護士さんが足をそっと曲げた 「アイタッ!」
母は顔をしかめながら、口ではそう叫んでいた
鼻を啜る癖はそのまんま~ 。o@(・_・)@o。
いつもの母がそこにいる
時間が薬なんですね… 思わずお礼を言っていた
うるおいたっぷりのリップを持って来てと、看護士さんは言った
あんまり話し掛けると、母が疲れるといけないので
15分位で病室を出て、病院を後にした
「母さん~また来るね」
薬局でリップクリームを買い、実家に向かった
夜には弟家族が面会に行く その時に持って行って貰おう
嬉しくて、嬉しくて~この目で見てきた事を
弟の家族に向かって、興奮気味に話して聞かせた
みんなも一緒になって喜んでくれた
昏睡状態ではなかったが、治療のために眠らせてあるだけ~
意識はあるはずだから、目覚めてもおかしくないのだ
確実に快方へと向かっているようで、嬉しくて堪らない!
気管切開をしてから、口のチューブは取れていたが
鼻にはまだ、チューブがついたままだった
それでも顔の絆創膏が無い分、母の顔がよくみえる
スヤスヤと眠っている母の、唇が荒れていて痛々しかった
その時だ 「あらっ?」 うっすらと母の眼が開いた
思わず 「おかあさん」と声を掛けてみた
虚ろながらもこちらに視線を向ける母…
「わかるの?よう頑張ったね~」 私は嬉しかった
すると… 「来てたのね」 唇がそう動いたように感じた
オデコをそっと撫でてやると、また眠りについた
そこに、看護士さんが来たので聞いてみた
「薬を変えたら眠りが浅いようなので、わかる筈よ
話し掛けてみて~ また、明日には眠りが深くなるからね」
年が明けたら、鼻からのチューブも抜くらしい
看護士さんが足をそっと曲げた 「アイタッ!」
母は顔をしかめながら、口ではそう叫んでいた
鼻を啜る癖はそのまんま~ 。o@(・_・)@o。
いつもの母がそこにいる
時間が薬なんですね… 思わずお礼を言っていた
うるおいたっぷりのリップを持って来てと、看護士さんは言った
あんまり話し掛けると、母が疲れるといけないので
15分位で病室を出て、病院を後にした
「母さん~また来るね」
薬局でリップクリームを買い、実家に向かった
夜には弟家族が面会に行く その時に持って行って貰おう
嬉しくて、嬉しくて~この目で見てきた事を
弟の家族に向かって、興奮気味に話して聞かせた
みんなも一緒になって喜んでくれた
昏睡状態ではなかったが、治療のために眠らせてあるだけ~
意識はあるはずだから、目覚めてもおかしくないのだ
確実に快方へと向かっているようで、嬉しくて堪らない!