食卓の上に、見慣れない本が置いてある
そう言えば近頃、大きな男の背中を小さくしながら、相棒が手にしていたわ
多分また、山の風景が満載の本だろうと、気にも留めないでいたけど
これ見よがしに一番目立つ場所に置かれるようになった
百名山探訪の旅にでも行きたいと言うのかしら? 何てこった
それがこれ ↑
騒ぐほどでもない、アウトドアクッキング満載の、私には無関係の本であります
なのに。。。 「これ見て何か作ってよ」 ちょいと甘~い声の誘惑気味な相棒氏
山行に出掛けた時の為に、何か作ってみようと買っては見たものの、自分では
絶対に無理だと悟って、オッカナイ女房に委ねているのでありました 甘いゎ!
見ればどれも美味しそうな料理の数々、思わずごっくんとなる鬼嫁ですが
レシピを見て自分で作れば~と突っぱねました すると~
これが一番食べたいんだと言う パエリア 私も食べたい 思わず賛同しそうになる
何でご飯が黄色い? サフランって何? 米は洗わないって こんだけの説明じゃ作れん
山男相棒の質問は途切れることなく続いた訳だけど、結局は強引に私に委ねられた
山男よく聞け~
料理本を頼らずとも、簡単で美味い料理は出来るのだよ
これからの季節、この鍋ひとつあれば、ふたりで肩を寄せ合って居酒屋我が家が
毎晩オープンできるのよ 手抜きを目論んで買って来たお鍋を見せて笑った
あなたからの誘惑の答えはね 私が作って≪youは食ぅ≫ そうそう そう言うことよ