ひとつ違いの姉がいます
働き者で、誰からも愛されるその人は、四人の子供を育て上げ
お姑さんの介護もしながら、夫婦仲良く暮らしていました
先週末、姉が職場で倒れたと、義兄から報告が来て、心が揺れました
右足の痛みに耐えながら、弱気になっていた私には、とても堪えたのです
会いに行きたいけれど、歩を前に進めることさえ苦痛を伴う始末 あぁ 情けない
毎日、病院のリハビリステーションに通い、三種類の治療を受けていたものの
回復する様子も無く、がっかりしたりオロオロしたり。。。気落ちするだけの私
どげんかせんといかん! 焦るだけでちっとも進まない
そして今日の日曜日、山男相棒氏が運転手を引き受けてくれることになりまして
ふたり一緒に、姉のお見舞いに出掛けて来ました
それまでは、会いに行きたいのだけど、姉の現状を考えると怖かったのです
病院の、ICU室の一番奥に姉を見付けた時、どきどきは最高潮
右側頭部の手術した後が痛々しいけれど、姉の頑張る姿がありました
だけどね、人工呼吸器は外され、自発呼吸が出来るようになっていて
私の手をしっかり握り返してくれたのが、一番の喜びでした
おまけに姉は、今は亡き母に似ていて、まるでそこに母がいるようで
我が目を疑ったりしたけれど、久し振りに母に会えたようで感激もあった
私っ! 足が痛いなどと、愚痴なんか言っていられない
姉が元気になるまでに、私は私で頑張って治しておこう
『また会いに来るね』 問いかけに、こっくりと頷いてくれたのが嬉しい
人生まだまだこれからです
希望を捨てずに、生きて行きましょう うん 気張らんならね