ブス界へようこそ 1〜8巻
漫画、河野大樹
タイトルが凄い。
でも、内容そのまんま。
ブスであることに疲れて自殺した主人公。
『死んだブスに与えられる最後のチャンス、
それは綺麗なヤツを食いまくって
綺麗な身体を手に入れて生き返ること。』
というトンデモ設定です。
表紙は主人公のカエコ(加英子)ちゃんの
レベル2です。
しかも、2巻になって名前が出てきた主人公。
レベル1だと全員同じ顔と体をしてます。
弱肉強食なバトルものですが、
カエコちゃんは自分のためにより
他人のために動いてしまう人で、
それが上手くいったりピンチを呼んだり、
もう何と説明したらいいのやら、
わけがわからないのですが
面白くてガンガン読みたくなります。
綺麗で強い人たちが出てきますが、
綺麗な人を食べて綺麗になった人たちなわけで
元はみんなブスで死んでるわけで、
ネガティブでドロドロしたものやら
そこから這い上がりたいパワーみたいなのやら
なんかもうよく分かんないんだけど凄い。
いや共感できるとこもいっぱいあるんだけど。
しかし、
『綺麗な人を食べて綺麗な身体になる』
というのは、
ブス界では字面の通りの争奪戦が
繰り広げられてるんですが、
どうやら、そんな単純なことではない
という見解が出てきました。
ただでさえわからないのに
更にわからなくなるという混沌。
加英子ちゃんはモチーフを手に入れて
レベル3に昇格することができるのか。
続きが気になります。