DOG SIGNAL 8巻
漫画、みやうち沙矢
ドッグトレーナー見習い漫画。
といっても訓練ものという固いモノではなく
躾のお悩み解決のほのぼのモノ。
もちろん、悩みは深刻だったり
躾は真剣です。
大型の老犬と暮らし方。
心配しすぎて何もさせないと
かえって弱ってしまうというお話。
だからといってやり過ぎも注意、
お互い楽しく暮らせるように。
こんな話、私は泣いちゃいますよ。
犬同士の距離のお話。
小型犬が他の犬に飛びつこうとしてても
友達になろうとして喜んでるだけに思えますが
単に興奮してるだけで、危ないというお話。
大型犬の散歩をしてる女の子が気になって
自分ちの犬をけしかけようとして拒否され
自分ちの犬の躾を気にしだすという
お粗末なスタートでも、
気になって直そうと思って
犬といることを楽しいと
思えるようになったのなら結果オーライかな。
まぁ、正式な飼い主は母親のようですし。
大型犬の飼い主さんも、
犬同士の距離の取り方に悩んでて
同じ悩みで意気投合できて結局オーライ。
大型犬は大きいけど11ヶ月の子犬で、
まだ躾が出来てないと言ってるのに、
うちの犬は大丈夫よとか言って
近づいてきて飛びつこうとした大型犬に
驚いて悪態をついて去っていく。
なんてことが重なって滅入っていたそうです。
ペットあるあるですね。
猫でも、私は猫に好かれるから大丈夫!って
めっちゃ撫でようとしてこられてビックリする
ことってあるよねぇ。
ビックリして固まってるから撫でられてるけど
喜んでないと思いますよと心の中で思います。
(あとでメッチャ褒めてオヤツあげる。)
もう一つ大型犬話、
ドーベルマンと強面飼い主さんのお話。
強面でドーベルマンを連れてるという外見で
みんな怖がって近づいてこない。
それを憂いているのかと思いきや、
ドーベルマンをもっと怖い犬にして威嚇して
陰口さえも聞こえてこないぐらい
怖がってもらいたいと思ってるという感じ。
ちょっとよくわかんない心理だったので
よくわかんない話でしたが、
ドーベルマンは優しくて甘えん坊が多くて
可愛いということは分かりました。
そして、この犬種はこうだからと
決めつけたイメージと違ったからと
捨てられたら保健所に連れてこられる犬がいる
という悲しい現実。
犬の方が、犬種によるサイズなどの見た目に
幅がある分、余計に勝手なイメージというのは
大きいような気がします。
今巻もためになるワンコ話。
押し付けがましくなく、読みやすく、
ワンコの飼い方の本と同じぐらい
大事なことを書いてると思います。
もしまたワンコを飼うならと
妄想してアレコレ考えたくなっちゃいます。
ワンコ可愛い。