ちひろさん 5〜7巻
漫画、安田弘之
お弁当屋さんで働く元風俗嬢のちひろさんが、
飄々と生きながら
周りで苦しんでる人をみつけたら手を差し伸べ
背中を押し優しく見守るなんてことをしながら
生きていくお話。
今、映画やってるんですね。
ブログで知りました。
有村架純さんのちひろさん、爽やかそう。
ちょっと見たいかも。
有村架純さんは伊丹市出身なので
ついつい気になってしまいます。
さて本編。
ただ優しいというわけではなく、
ちひろさん自身も苦しんだり悩んだりして
生きてきたから人の痛みに敏感なんだろうなと
寄り添うことに躊躇いがないのが痛快。
そんなちひろさんは、
周りの人達と繋がりが増え絆が深まり
それが逆に息苦しく感じてきたりして
全部捨てようと密かに計画しますが、
仲良しの老婦人が何気なく
“どこにも行っちゃダメ”と言います。
そこからホロホロと心がほぐれた ちひろさん。
全部捨てよう計画は誰にも知られることなく
(老婦人も完全に気づいて言ったわけではなく
第六感的な感じ)
幕を閉じました。
ちひろさんは“ごっこ”だと言ってるし
こういうことは本気でやらないと
つまらないのだと言ってるので、
ギリギリのところで
どっちにしたいと思うのか
自分で自分を試したようです。
兎にも角にも残ることにした ちひろさん。
何だかスッキリしたようで、
源氏名ちひろから、本名“綾(あや)”に改めて
生きていくことにします。
周りの人たち人たちを家族だと感じ、
あの人はお父さん、あの人はお母さんと
指名して、そのように過ごしていきます。
そのせいでバジル姉さんと喧嘩して
理解してもらえず
休戦状態になってしまったけど
それでも綾は続けれるところまで
この関係を続けていきたいと思います。
そんか綾は、綾で居続けることが出来るのか。
また、ちひろさんに戻ってしまうのか。
どうか、綾として幸せを感じて欲しいです。
バジル姉さんとも仲直りしてほしい。