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徒然と好きなこと書いてる日記です♪

コレットは死ぬことにした 全20巻+女神編 漫画 ネタバレ感想

2024年08月16日 20時28分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
コレットは死ぬことにした 全20巻+女神編
漫画、幸村アルト
冥府の王ハデスと人間の薬師コレットの
恋愛物語。

タイトルが衝撃的ですが、
とっても前向きで ひたむきなコレットが
薬師として成長し、女性としても成長し、
ハデス様と恋に落ち、後進育成に奮闘して
ハデス様と結婚する決意をするお話。

とにかくコレットが頑張り屋さんで
応援したくなります。

そして冥府のガイコツたちの
ハデス様大好きっぷりが可愛いし
というか冥府メンツは皆んなハデス様大好き。

お仕事への責任感が強い真面目で天然で
当然イケメンなハデス様は
皆んなから愛されまくってるのを
普通に全部受け止めるの凄い。
あの重そうな愛まで飄々と受け止める
器のデカさよ!

そして、コレットに恋をして
でも人間の寿命のことを思い秘めようとして
それでも溢れ出てしまって覚悟を決めて
コレットにプロポーズするハデス様可愛い。

オマケ4コマでの
ハデス様とケルベロス(ケロ、ベロ、スー)
との フリスビー遊びも可愛すぎる。

すごい癒される漫画。


途中、タイトルへの着地どうするんだろうと
思うぐらい、コレットは活き活きと薬師として
頑張って一生懸命だったんですが、
ハデス様がどんどん大事になっていくのが
すごく伝わってきて
微笑ましくて可愛くて楽しく読んでたんですが
最終巻で怒涛の展開で最後は号泣しました。

怒涛なんだけど、急いでるわけじゃなくて
きちんと丁寧に…でも怒涛。

ハデス様が無理をして倒れ
看病したいけど 薬師の仕事もあって
寝る暇もなく頑張るコレット。

ハデスの体調が悪いことに気づいたゼウスは
コレットにずっとハデスの側にいれるよう
『神様にならないか?』とスカウト。

ハデス様の側にいたい気持ちも本当。
でも薬師として次の薬師を育て繋いでいきたい
気持ちも本当なコレットはハデス様に相談。

コレットは人として生ききることを選びます。

ハデス様は回復し、
(皮膚の状態が回復する前に
結婚式はしたらしい。)
コレットはポーラたちが一人前になったとこで
遍歴医となり今までお世話になったとこを巡り
薬師がいないとこには
たくさんいるとこからスカウトして
居着けるとこまで見届けてということをして
常駐医がいない村がなくなるよう頑張ります。

しかし、この時代では治せない病になり
冥府で闘病生活をして最期を迎えます。

たぶんアラサーぐらいの年齢だったのかな。
少し早いけれど、やれることは全部やったと
遍歴医で旅してると皆んな思ってるから
誰も自分が死んだと気づいて
悲しませることもなくて良かったと
でも冥府の皆んなには
看取ってもらうことになってごめんねという
コレットは凄いなぁ。

そして、亡くなった直後
ヘルメスが遺体を盗み
ゼウスが影になったコレットに
再び『神様にならないか』とスカウト。

しかし、
なんかズルくないかなと思うコレット。

なのでゼウスは
冥府のみんなやハデス様(ゼウスの兄)が
嘆き悲しんでる姿を見せて
コレットから『冥府にいたい』という
言葉を引き出します。

そして、
大地の女神デメテルとゼウスの娘として
デメテルがコレットを神として引き上げます。

実は地上で迷子になったデメテル様を
助けたことがあるコレット。

なので、デメテルはその時のコレットを
思い出しながら引き上げたので
コレットは17歳の頃の姿で神様に。

ゼウスたちに連れられて冥府に行くコレット。

どう思われるかドキドキしてましたが
当然、涙涙の大歓迎です。


そして、コレットは冥府の者になるために
ザクロを食べて、名前も“ペルセポネ”となり
めでたくハデスの妻の女神様に
なったのでした。

めでたしめでたし!!!


女神編は、デメテルと一緒に
女神となった挨拶回りをしたりして
新米女神としてコレット(ペルセポネ)は
頑張ってます。

あと、コレットが亡くなったことを知らない
兄姉たちには亡くなったことは伏せたまま
嫁いだことを報告にいくハデス様のお話も
入ってます。

あとあと、コレットが人間時代の結婚式の時の
ドタバタ話も入ってます。

女神編のおかげで、
やっぽりほのぼの可愛く終わって良かった♪


素敵な癒しとパワーチャージができるお話を
ありがとうございました。






蛇足話。
ギリシャ神話の神様が出てくる少女漫画って
ヒロインのお相手は素敵な冥王ハデス様
というのは定番だなぁ。

ゼウス様じゃ浮気性すぎるからかな。
ヘラ様いるしね。

私もギリシャ神話なら
冥王ハデス様が1番好きだと思います。


あと、ハデスの嫁ときたら
デメテルの娘ペルセポネのハズなのに
どうすんのかなぁと思ったら、
最後の最後にハデス様が
“ペルセポネ”と名付けるとは思わなかった。
すごい素敵です!!!


更に蛇足話。
短大時代の授業でギリシャ神話勉強したの
思い出しました。
あんまり授業らしい授業はなく
思うこと知ってること書いてレポート提出が
多かったイメージ。
ギリシャ神話と日本神話の比較みたいなのと
少女漫画に出てくるギリシャ神話についてとか
書いて出した気がする。
男性の先生だったから、
少女漫画に出てくるギリシャ神話の神様たちの
レポートは、もっと詳しく教えてって
言われた記憶。
(たぶん“アリーズ”を教えた)

今なら“コレットは死ぬことにした”も
先生にオススメしてあげたいな。










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