ダンジョン飯 1巻
漫画、九井諒子
ダンジョンでモンスターをご飯にしながら
進んでいくモンスターグルメ漫画。
グルメ漫画なのに料理の参考にならない。
参考にならないのに調理の仕方が
丁寧に描かれていて面白い。
(下処理の仕方で味が変わったり
同じ食材を数回にわけて上手く調理したり
そういう何となくの料理回しは参考になると
いえるかもしれない。)
今月からアニメが始まってます。
漫画が完結してますが、
全部アニメ化するなら半年はかかりそうですが
最近2クールのアニメも多いから
最後までやる予定なのかな。だといいな。
さて、本編。
ダンジョンの奥でドラゴンに襲われ
ダンジョンの奥でドラゴンに襲われ
絶体絶命のライオスのギルドだったが、
妹ファリンがドラゴンに食べられる寸前に
魔法で皆んなをダンジョンから脱出させる。
しかし、ドラゴンの胃の中のファリンには
魔法が効かず、ライオスはまだ間に合う筈だと
助けに行こうとする。
しかし、メンバーの2人にギルドを抜けられて
魔法使いのエルフのマルシルと
扉や罠の解除が出来る鍵師チルチャックと
3人だけで挑むことになる。
しかし、お金と食料を失った一行は
攻略に必要な十分な準備が出来ない。
急がないと妹が消化されてしまう。
そこでライオスが思い立ったのが
『モンスターを食べよう!』。
実は前々から興味があったライオスは、
その手のガイドブックを持っていた。
大反対のマルシルだが
ファリンを助けるために仕方なく折れる。
歩き茸と大サソリを調理しながら
味見してみたが美味しくない。
そこに鍋を持った男が
調理の仕方を指南してくれる。
“大サソリと歩き茸の水炊き”は美味しかった。
男はドワーフのセンシ。
そして、
レッドドラゴンを探してることを話すと
同行したいと申し出る。
(調理してみたいらしい)
こうして、4人で『ダンジョン飯』を食べながら
レッドドラゴンを探す旅が始まった。
“人喰い植物のタルト”
“ローストバジリスク”
“マンドレイクとバジリスクのオムレツ”
“マンドレイクのかき揚げ”“大蝙蝠天”
ここまでがアニメの1〜2話です。
基本、難色を示すマルシルを宥めて
ライオスがノリノリでチルチャックは静観
センシがテキパキと料理をして
結局は美味しく頂く。という流れです。
魔法は好きじゃないセンシは
マルシルが魔法で手伝うのを止めがちで
マルシルの魔法でモンスターを倒すと
食べれる部位が残らないため、
戦力外っぽくなって拗ねがちなマルシル。
でも、どんどんモンスターが強くなっていけば
活躍してもらわないといけないんだよという
ライオスはちゃんとリーダーだな。
鍵師のチルチャックが教えた罠を
受け止めて行こうとするセンシに困る。
(今までそうしてきたんだろう)
そして、
その罠を調理に使おうと思いつくセンシに
こき使われるチルチャック。
美味しくできた料理に、
センシは目的を果たし皆んなと別れたら
もうこんな料理は食べれないと
チルチャックを褒める。
そして、チルチャックは料理のを教わったから
罠のことを教えるとぶっきらぼうに
言うのでした。
(こき使われたのを料理を教わったと
受け止められるチルチャックはカッコいい。)
そして、1巻はあと少しありますので
少し下に書きます。
↓↓↓↓↓
“動く鎧のフルコース”
どうしても動く鎧が食べたいライオス。
センシでさえ、食べれないと断言してるのに。
しかし出会ってしまった動く鎧。
鎧が魔法か何かで動かされてると思っていたが
ライオスはそれでは説明がつかない
違和感を感じる。
そして、ライオスは動く鎧が貝のような生物
(鎧部分が貝の殻)だと発見!
これで食べれるとウキウキなライオス。
初めて調理すると言いながら
テキパキと何品か作ってくれるセンシ。
鎧付きのままの蒸し焼きは鉄臭くてマズかった
ようですが、それ以外は美味しかったようで
大満足のライオス。
そして、動く鎧との戦いで剣が折れたため
動く鎧が持ってた剣を
使うことにするライオスだが
その剣も動く鎧であることに気づく…が、
皆んなには内緒にして連れて行くことにする。
というお話で1巻終了。
クセ強なメンバーで面白い。
頼れるお兄さん的リーダーなライオスが
モンスターを食べたすぎて
どんどんおかしな人になっていってます。
冷静なチルチャックが頼みの綱かも(笑)
次はどんなモンスターを
どうやって食べようとするのか楽しみ。
漫画の絵の雰囲気が好きです。
でも、アニメになって調理の火加減とか
細部まで わかる感じも楽しい。
今期スタートのアニメで見ようと思ってるのは
これぐらいかな。
去年からの引き続きアニメが、
“葬送のフリーレン” “薬屋のひとりごと”
“シャングリラフロンティア” “ドッグシグナル”
と多くて豊作だしね。