九後45は一周回って追いかける 6巻（全7巻）
漫画、たちばなかおる
独身で仕事大好き九後美里45歳の
ドタバタラブコメ。
幼馴染のもみちゃんと一線を越えてしまうも
何やかやで もみちゃんは貴子さんとよりを戻し
結婚に向けて動き出しているらしい。
美里は、覚悟しててもやっぱり寂しいし
“救助船に乗せてもらえない
タイタニック感半端ない”と思います。
結婚が救いだなんて思ってないのに…。と。
“私は結婚したいわけじゃない
独居老人腐乱死体になりたくないだけ”
と呪文のように唱えます。
すごいわかる。
同じ作者さんの作品
“そもそもウチには芝生がない”の主人公
スミさんに美里は相談と言って
『幼馴染は結婚しても幼馴染が特別』という
答えを引き出そうとアレコレ質問を変えますが
天然スミさんは気づかずに
“所詮オトコは側にいて副菜を作ってくれる女が
簡単に特別になる”
と一蹴されちゃいます。
でもスミさんの言うこと納得です。
付き合ってる円U字くんに、
もみちゃんと一線を越えたことがバレて
気まずくなるけど、
仕事のパートナーでもあるので
結局 仕事してるうちに仲直り。
貴子は職場（学校）の教育実習生（男）を
可愛いなとトキメクけど、
教育実習生くんと学校の外で会うことになるが
遅刻しても謝らない、
当たり前のように奢らせる、
2軒目に誘ったら友達と合流するからと断り
嫌な顔して『圧スゴ』っと言ってきます。
子どもだなと感じ帰ることにしますが、
『あいさつは目を見て言いなさい』
と顔を覗き込んで『さようなら』と
言い放つ貴子。
腹立つけど可愛い顔を間近に見れたから
良しとして、大人と喋りたいと思ってたら
もみさんから『待ってます』メール。
実習生くんの前では出来ない素の姿を
もみさんの前では出来るなと
しみじみ思う貴子。
貴子の結婚観は『素を見せれる相手が最強』。
そんな貴子に、もみさんはプロポーズします。
一方美里も円U字に『そのうち一緒になろう』
とプロポーズされます。
自然に言葉が出てきたと円U字本人も驚く。
美里は嬉しい気持ちを素直に伝えるけど
返事は持ち帰ります。
脳内会議で沢山の美里が
結婚するかしないか討論します。
その内容がリアルです。
最終結論が
『婦人科に行ってホルモン値を測る』でした。
円U字は超優良物件だが、年下だし
元セフレと切れたと言ってるが怪しい。
ホルモンが低下して女性として人として
体型やら色々と崩れてくる年齢が目の前で
イケオジになりそうな円U字に振り回される
ことになるのではないか、
年下夫に不倫されて身をひくことになったら…
と想像してしまいます。
そんなわけでホルモン値を測って、
女性として現実を見ようということらしい。
そして本当にホルモン値を測ったら、
『ちょっと早めだけど、
もうすぐ閉経かなという数値です』
と言われて、ショックを受ける美里。
さぁどうする。で以下次巻。
次巻が最終巻です。
美里はどんな決断をするんでしょうか。
45の美里より1先輩で閉経済みの私からすると
とりあえず紙切れ（結婚届）出しちゃえと
思うのですが、
美里はそんなこと思わなさそうだな。
もみちゃんと貴子さんは上手くいくと思うけど
美里と円U字は不安定な感じがします。
うーん、最後どうなるか気になる！
