みにくい遊郭の子 4巻
漫画、狩谷成
異世界花魁物語
遊郭の相模屋に買われたため
花魁を目指すエソラのお話。
4巻では、
二番手花魁の月不見さん登場。
相模のことが好きなんだろうな。
だから、エソラが憎らしい。そりゃそうだ。
そして、神隠しの方は人攫いだったようで
エソラは巻き込まれて捕まります。
自力で脱出を試みますが、
捕まってた女の子たちを逃して
最後に出ようとしたら斬られそうになり、
ここでやはり助けに登場の相模です。
いつもの顔を隠してる布が少し切れてしまい
素顔がのぞきます。
やっぱりイケメンでした。
しかし多勢に無勢、
背中を斬られそうになってることに
気づいたエソラが飛び込んで斬られます。
怒った相模は全員ぶっ飛ばして、
あとは部下に任せてエソラを連れて帰ります。
3日寝込んだエソラ。
何処をどれぐらい斬られたのか
よくわかんなかったけど、
肩に近い右腕を斬られたようです。
寝込んだ割に、
すぐ動き回って仕事再開してるので、
傷は深くないけど熱が出たとかそんな感じ
だったのかな。
助けて連れ帰り看病する相模を見て
月不見はイライラです。
そんな月不見が、エソラの教育係を申し出る。
何をする気なんだろうねぇ。
お客様の前で意地悪してますが、
結局は相模が迎えに来て
余計にイラっな月不見。
エソラと出て行こうとするのを
相模に話があると引き留めて
“空いてる一番手は私じゃ駄目ですか？”
と聞いたところで以下次巻。
きっと駄目なんだろうな、可哀想な月不見。
この手の恋愛モノで、
主人公が確実に結ばれそうな流れになってから
登場させられる片想いキャラは
失恋確実だと思うと
可哀想だなと思ってしまいます。
しかも、
エソラは相模に当たり散らしてるしなぁ。
素顔を見ちゃったもんだから、
“イケメンなのに何で隠してるのか？”
とズケズケ聞いちゃったりするし。
そして、やっぱりエソラが醜いという描写は
何処にもないので、
タイトルには他の意味があるのか
気になります。
月不見が贔屓にしてる呉服屋の主人
西陣出雲は不思議な動きをしてますが、
敵なのか味方なのか。
相模は警戒してますが、
エソラは怪しいと思ってたはずなのに
シロ判定して警戒を解いた様子。
相模イラっとしてます。そりゃそうだ。
相模とエソラには何やらあるようで、
エソラが忘れてるようなので、
早く思い出して欲しいけど、
思い出したら最終巻になっちゃうのかな。
なら、しばらくは思い出さないんだろうと
思って読むほうが良さそうです。
