フェルマーの料理
漫画、小林有吾
数学×料理漫画。
サッカー漫画 アオアシ の作者さんです。
同時連載のようで、すごいなぁ。
ドラマとコラボ表紙
志尊淳くん、カッコいい。
ドラマの入りは漫画と違って、
未来の岳くんと思われる様子からで
ビックリしました。
数学者を目指してた高校生の北田岳は、
数学オリンピック日本代表予選で
わからなくなって白紙提出をしてしまい
学校から特待生を外されて
学食でバイトすることに。
そこで、まかないで “ナポリタン” を作ってる
のを見た若き天才シェフ朝倉海が、
その作り方を見て感心する。
岳は数学に自信喪失していて
他の大会も棄権を申し出て
学長の怒りを買ってしまい
退学と奨学金の返還を迫られる。
学長主催のパーティで料理をする予定の朝倉。そこで岳にナポリタンを作らせる。
岳は朝倉に食べさせてもらったナポリタンから
美味しいナポリタンを計算して作る。
絶賛される岳。
学長は、褒めないとおかしい空気に
仕方なく褒めて今までどおり通える宣言を
もぎ取ることが出来ました。
そして、朝倉に
“お前の数学的思考は料理をするためにある”
と言われた言葉で岳は朝倉の店に行く。
ドラマ第1話はここですでに岳くんが
料理の道に進む決意をしていますが、
漫画はもう1エピソードあってからで
1巻の残りも100pほど残ってます。
ドラマ版はだいぶ内容を変更してるようです。
というわけで、たぶんドラマでは削られた
漫画の続きは少し下に書きます。
(もしかするとドラマの途中で
入れてくる可能性はあるかも…ないかも…。)
↓↓↓↓↓
数学オリンピック日本代表 武蔵神楽がTVで
“ただ解くだけでは意味がない
過程が美しいか 命削れるほど面白いか”
と言ってるのを聞いて、
自分は数学を続けたいのか料理がしたいのか
確かめるために東京の朝倉の元へ。
そしたら、今日の料理を作れと言われ、
その相手が父親に連れられた武蔵神楽だった。
武蔵神楽は帰ろうとするが、
朝倉の言葉に引き留められる。
“数学的に料理”を楽しそうにする岳。
その料理は“お茶漬け”。
そして凄く美味しくて驚く親子。
“久しぶりにあなたの数式に感銘を受けました”
と言って去っていく神楽。
そして岳は高校を出たら
朝倉の元で料理がしたいと頼む。
父親のことは説得しますと、
“東大にはいつだって入れる”と。
朝倉に受け入れられたところで以下次巻。
“東大はいつでも行けるけど
この衝動は止められない”というのは
凄いセリフだな。
どうやら、ドラマは漫画の設定だけを貰って
違うストーリーになっていく様子。
ちょっと…いやかなり残念。
キャラは結構忠実なのに
ストーリーが忠実じゃないので、
実写化でありがちな残念感。
役者さんは良いのになぁ。
及川さんも宇梶さんも良い感じなのに
残念だなぁ。
どうせ原作捻じ曲げちゃうなら、
朝倉と岳がお互いに信頼して高め合う的な方が
見てて楽しくワクワクと眼福だと思うのにな。
腹黒な朝倉さんや打ちのめされる岳くんは
見たくないなぁ。
ドラマは別物として脱落しそうですが、
漫画の方は続きが楽しみです。