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走馬灯株式会社 全10巻 漫画 ネタバレ感想

2023年12月12日 21時24分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
走馬灯株式会社 全10巻
漫画、菅原敬太

その建物に行くことが出来ると、
人生のディスクを見ることが出来る
というホラーサスペンスっぽいお話。

10巻表紙は走馬灯株式会社の神沼主任です。
最後まで謎の人(?)だった。


生年月日と名前があれば自分以外のも
見ることができる。
人生を見てる間は、どれだけいてもいいし
食事も頼むことが出来る。
(何年も居続ける人もいる)
1年1枚。
神出鬼没。

人生ディスクは、その人目線という
盗撮ではありえない映像になってます。



走馬灯とつくぐらいなので、
この建物に辿り着けた時点で
命に関わる何かが起こりがち。

人のディスクも見れるので、
見てしまったせいで秘密を知ってしまいがち。

現在進行形のライブ映像を
見ることもできるできる。


知ってしまって不幸になるパターンと
上手くディスクを利用して犯人を見つけるなど
命を救われるパターンになります。


後半にになって、
走馬灯株式会社を探す探偵事務所が登場。

“ディスクを壊すと、その人の人生が消える”
(関わった人の記憶からなくなる)
ということが判明して、
探偵事務所の女の子 羽宮理乃が
幼い時に幼馴染の男の子(桂木卓郎)の
ディスクをウッカリ壊していた。

男の子は両親にも忘れられ路頭に迷うことに。
(その後どうなったかは後で判明)


どうやら、何かしらの契約が交わされて
理乃は走馬灯株式会社の社員となる。


突然、理乃が走馬灯株式会社に入ってしまい
戸惑う探偵事務所の澄川。


なんやかやあって澄川は
走馬灯株式会社に辿り着く。

そこで新たに判明したのが、

“人生が無くなった人は、
走馬灯株式会社の株主となり
ずっといる権利がある”

“株主は走馬灯株式会社に
人を呼び寄せることができる

“何年分かの人生ディスクを壊すのと引き換えに
走馬灯株式会社に頼み事をすることができる”

理乃に人生を消された卓郎は
ずっと走馬灯株式会社で理乃のディスクなどを
見て過ごしてた。

初恋相手でもあり憎い相手でもある理乃を
引き寄せ縛り付けるために、
自分が走馬灯株式会社で過ごした
人生のディスクを何年か壊すことで、
彼女の記憶を改竄したり、
走馬灯株式会社に仮入社させたりして
自分への罪悪感に縛られるようにしていた。


卓郎は理乃のディスクを壊そうとするが
澄川が自分のディスクとすり替える。

澄川は株主となり、
卓郎から理乃の記憶を消し、
理乃からは澄川探偵事務所での記憶と
走馬灯株式会社での記憶
(澄川と卓郎に関する記憶を含む)を消し
さらに、その空白時間の記憶も
理乃とその周囲の人に追加(数年間の記憶が
ないということがないように)する。

これだけのことをしようと思ったら
30年とかでは無理なんじゃ?と思ったら
どうやら60年分を使ったらしく
澄川は60歳になるまで記憶が出来ない状態に。

理乃は自分を助けてくれた人が
澄川だということ、
澄川が好きだったことも忘れてるが、
走馬灯株式会社の記憶が残ってるうちに
お礼を言って去る。

神沼は、何も分からない澄川に
理乃のリアルタイムディスクが見れるよう
セットしてあげる。


就活中の理乃は、
澄川が飼っていた猫を拾い
名前を覚えてることを不思議に思うが
まぁいっかと連れ帰る。


そして今日もまた新たに走馬灯株式会社に
招かれた人を神沼は接客する…。完。


ここに書いてない分の伏線も
しっかり回収して終わりました。

ハッピーエンドではないけど
バッドエンドでもない
そんな終わり方が走馬灯株式会社らしいなと
思いました。

ちゃんと完結してるって素晴らしい。






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