令和5年8月6・7・8日と「歩いて渡る天橋立や京都丹後鉄道 城崎温泉と丹後半島絶景めぐり3日間」と少々長いネーミングのツアーに行ってきた。
私は、あまりこちらの方には行ったことがなかったので、天橋立や城崎温泉が、何県、いやもしかしたら京都府なのかはっきりと分からなかった。行ってみて、三方五湖は五木ひろしの故郷の「福井県」、股のぞきで有名な天橋立と江戸時代の漁師の船着き場であった伊根の舟屋は「京都府」、志賀直哉が鉄道事故にあい湯治のために訪れたのが城崎温泉で「兵庫県」ということがはっきり分かった。台風6号の影響で雨が心配されたが、1回も雨にあうこともなく、天気に恵まれた旅行であった。感謝である。
新幹線で米原まで行き、そこからバスに乗り換えてまず通ったところが、「賤ケ岳」。以前私は東海道53次を歩いていて、その時に余呉湖にサイクリングをしたことがあった。懐かしく思いながら、ホテルでテレビを見ていたら、偶然にも「英雄の決断」がやっていて、ちょうどこの柴田勝家と豊臣秀吉の「賤ケ岳の合戦」のところをやっていた。磯田さんは秀吉の唯一の綿密に計算された勝ち戦だと絶賛していた。そして千田さんだったか、戦の重要な場所には絶対裏切らない家臣を置くべきで、今回途中で離脱してしまう前田利家を砦の重要拠点に措いてしまった勝家の作戦負けだと言っていた。あろうことかこの日は日曜日で「どうする家康」でも、市が助けに来ない家康を思い、市の娘茶々が「家康を許さない」と嘆く場面をやっていた。まあNHKはリンクさせたのであろうが、私はこの日にこの賤ケ岳を通り、若狭湾に抜けたのが偶然で面白かった。
それでは順に追って書いていこう。
まずは、三方五湖レインボーライン、これは何と読むかというと、「みかたごこ」と読む。湖と日本海を眺める絶景ドライブと眺望らしい。果たして裏切らない景色であった。山頂公園ではリフトで上まで行けて、そこには日本海を望む眺望のところに五木ひろしの「ふるさと」の歌碑ドーンと置かれてあった。私は入らなかったが、足湯もあり眺望を見ながら楽しめる。
次に京都丹後鉄道に乗る。四所から栗田。途中、東雲と書いて「しののめ」という所を通る。珍しい読み方だ。
山椒大夫の安寿と厨子王がさらわれた場所でもあることで、看板が立っていた。
宮津で泊まる。バイキング形式で料理が選べてよかったが、ローストビーフがぶ厚かったのが残念だった。
2日目。日本海を一望できる成相寺(なりあいじ)に行く。そこでは、観音様が祀られてあり、ほかにも一つだけ願いを叶えてくれる地蔵様がいたり、左甚五郎作の「真向の龍」があったり、鐘を造っている途中に乳呑み児を落としてしまう悲劇があり、その鐘の音が子供の泣き声や母親を捜す声に聞こえたりすることから、子供の成仏を願い、一切この鐘を撞く事をやめた鐘があったりで、なかなか由緒あるお寺であった。
次に、伊根の舟屋。まるで海に浮かぶような家々である。主にぶりが捕れたらしいが、大正時代にはこの湾にクジラを追い込んで、クジラ漁もしたと言っていた。広島サミットで振舞われたお酒屋さんがあり、酒粕が入っているアイスを食べた。
次に丹後半島の先端に位置する「経ケ岬灯台」。駐車場からのチラ見である。
この辺は戦国時代は細川氏が治めていて、本能寺の変後明智光秀の三女である細川ガラシャをこの地の「味土野(みどの)」で匿ったとされる。
バスに乗っているときに、ここだけアメリカがある。と言われた。「経ケ岬駐屯地」
道の駅「丹後王国」で昼食。この道の駅では、この地に関係がある女人をブースしていた。
その中の一人「間人皇后(たいざこうごう)」。聖徳太子のお母さんだ。戦に逃れてこの地に来て、よくしてもらったので、名前を与えようとしたが、恐れ多いということで「間人」という場所の地名にしたとか。この名前を聞いて私はドキッとした。今読んでいる里中真知子さんの「天上の虹」でも出てくるのだ。天智天皇の妹として。一瞬同じ人かと思ってしまって驚いたが時代が違うから違う人と思い直した。
さっき書いた細川ガラシャ、安寿姫、乙姫、静御前、小野小町なんかもいたらしい。
鳴き砂で有名な「琴引浜」へ。天然記念物であるらしい。きれいな砂だからやり方によっては鳴く。私も教えてもらいながら何度か繰り返したら鳴いた。
2日目の宿泊の場所は、「城崎温泉」である。志賀直哉が「城崎にて」を書いたところで有名である。早速「城崎文学館」へ行ってみた。私は志賀直哉が書いた「小僧の神様」が何だか好きで、人ぞれぞれ神様が違うみたいなことを考えたのかもしれないが、だから今回、この記念館で志賀直哉が何でこの城崎温泉に来たのかが分かって驚いた。電車にひかれて、九死に一生を得たのだ。阿川弘之が言っているように「とても運の強い人」なのかもしれない。本来なら電車にひかれたらお陀仏だろう。若い時の写真を見てびっくり、とってもかっこいい。
外湯に6軒自由に入れたが1軒だけ入って、ぶらぶらして旅館に戻った。
いよいよ3日目は、歩いて渡る「天橋立」である。
まずは天照大神が伊勢に行く前に居たという「籠(この)神社」を参拝する。私が崇拝している天照大神(あまてらすおおみかみ)がいたところであるので、感慨深い。亀に乗ってきたというので亀の池があった。
そしてケーブルカーで傘松公園へ。有名な日本三景を股覗きができるところである。股から覗いてみたら天の橋が空に伸びているよう?だった。そこで、私たちと同じような年配の夫婦が小さなかわいいロボットのようなものを持っているのを見て、思わず「それは何ですか?」と尋ねたら、そしたら「ロボホン」と教えてくれた。「いろいろ会話ができたり、落語を聞かせてくれたり、なごみますよ」とのこと。時間ができたらあってもいいかなと思った。
帰りはリフトで降りて早い昼食。ここでも外国の人達が大勢来ていた。
風が強くて帽子が飛ばされないように抑えながらの天橋立を歩いた。
途中、海に両側を挟まれているのに、真水が出るところ「磯清水」があって、驚いた。今でも理由がわからないらしい。岩見重太郎という人が父親の仇討ちを遂げた場所もあり、本当にそんなことがあるんだなと思った。昭和天皇が和歌を詠んだ碑もあった。最後には廻旋橋があり、橋の下を通る大型船のために橋の真ん中が開くようになっていることらしい。残念ながら見られなかった。天橋立智恩寺では、猫が気持ちよさげに寝ていた。力石があって昔は若者たちは石を持ち上げて力比べをしていたらしい。
最後に縁なもので、賤ケ岳のドライブインで休憩をとって米原に戻って新幹線で帰る。
なかなか充実した旅行であった。人気の行程でロングランだというのがうなづける。
また、ベテランのガイドさんが、名所、旧跡のことをよく知っていて、詳しく教えてくれた。それもすごいなと思ったのだが、最後もっとすごいなと思ったのは、米原に着くまでの最後の挨拶で、この3日間のことを振り返り、感謝の言葉を述べてちょうど終わったところで、バスが米原駅のバスだまりで止まったのだ。なかなかできない熟年の技である。さすがだ。
今回も充実していて、いろいろ新しく知ったことが多かった旅行であった。無事行って帰ってこられたことに感謝である。
入れ違いに明日から息子はアメリカのワシントン州にいる友だちのところに初めての一人外国旅である。世界は小さくなったと感じる。
蛇足であるが、お土産にレトルト食品を持たせたら、肉類のエキスの入ったものは税関で没収されてしまったという。ほんと知らないと損をするを実感!残念だ!
今回も「城めぐり」アプリを起動して、525城目から554城目の29の城をゲットしてきた。
最初に滋賀県長浜市の三田村城、虎御前山城、山本山城、小谷城、田上山城、東野山城、福井県敦賀市の玄蕃尾城、疋壇城、
三方郡の国吉城、大倉見三城、小浜市の新保山城、後瀬山城、谷小屋城、大飯郡の小浜藩台場、砕導山城、舞鶴市の行永城、泉源寺城、田辺城、建部山城、中山城、京都府与謝郡の伊根城、宮津市の宮津城、弓木城、谷垣城、京丹後市の下岡城、久見浜城、豊岡市の轟城、豊岡城、五箇城、綾部市の山家城 以上29城
私は、あまりこちらの方には行ったことがなかったので、天橋立や城崎温泉が、何県、いやもしかしたら京都府なのかはっきりと分からなかった。行ってみて、三方五湖は五木ひろしの故郷の「福井県」、股のぞきで有名な天橋立と江戸時代の漁師の船着き場であった伊根の舟屋は「京都府」、志賀直哉が鉄道事故にあい湯治のために訪れたのが城崎温泉で「兵庫県」ということがはっきり分かった。台風6号の影響で雨が心配されたが、1回も雨にあうこともなく、天気に恵まれた旅行であった。感謝である。
新幹線で米原まで行き、そこからバスに乗り換えてまず通ったところが、「賤ケ岳」。以前私は東海道53次を歩いていて、その時に余呉湖にサイクリングをしたことがあった。懐かしく思いながら、ホテルでテレビを見ていたら、偶然にも「英雄の決断」がやっていて、ちょうどこの柴田勝家と豊臣秀吉の「賤ケ岳の合戦」のところをやっていた。磯田さんは秀吉の唯一の綿密に計算された勝ち戦だと絶賛していた。そして千田さんだったか、戦の重要な場所には絶対裏切らない家臣を置くべきで、今回途中で離脱してしまう前田利家を砦の重要拠点に措いてしまった勝家の作戦負けだと言っていた。あろうことかこの日は日曜日で「どうする家康」でも、市が助けに来ない家康を思い、市の娘茶々が「家康を許さない」と嘆く場面をやっていた。まあNHKはリンクさせたのであろうが、私はこの日にこの賤ケ岳を通り、若狭湾に抜けたのが偶然で面白かった。
それでは順に追って書いていこう。
まずは、三方五湖レインボーライン、これは何と読むかというと、「みかたごこ」と読む。湖と日本海を眺める絶景ドライブと眺望らしい。果たして裏切らない景色であった。山頂公園ではリフトで上まで行けて、そこには日本海を望む眺望のところに五木ひろしの「ふるさと」の歌碑ドーンと置かれてあった。私は入らなかったが、足湯もあり眺望を見ながら楽しめる。
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次に京都丹後鉄道に乗る。四所から栗田。途中、東雲と書いて「しののめ」という所を通る。珍しい読み方だ。
山椒大夫の安寿と厨子王がさらわれた場所でもあることで、看板が立っていた。
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宮津で泊まる。バイキング形式で料理が選べてよかったが、ローストビーフがぶ厚かったのが残念だった。
2日目。日本海を一望できる成相寺(なりあいじ)に行く。そこでは、観音様が祀られてあり、ほかにも一つだけ願いを叶えてくれる地蔵様がいたり、左甚五郎作の「真向の龍」があったり、鐘を造っている途中に乳呑み児を落としてしまう悲劇があり、その鐘の音が子供の泣き声や母親を捜す声に聞こえたりすることから、子供の成仏を願い、一切この鐘を撞く事をやめた鐘があったりで、なかなか由緒あるお寺であった。
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次に、伊根の舟屋。まるで海に浮かぶような家々である。主にぶりが捕れたらしいが、大正時代にはこの湾にクジラを追い込んで、クジラ漁もしたと言っていた。広島サミットで振舞われたお酒屋さんがあり、酒粕が入っているアイスを食べた。
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次に丹後半島の先端に位置する「経ケ岬灯台」。駐車場からのチラ見である。
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この辺は戦国時代は細川氏が治めていて、本能寺の変後明智光秀の三女である細川ガラシャをこの地の「味土野(みどの)」で匿ったとされる。
バスに乗っているときに、ここだけアメリカがある。と言われた。「経ケ岬駐屯地」
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道の駅「丹後王国」で昼食。この道の駅では、この地に関係がある女人をブースしていた。
その中の一人「間人皇后(たいざこうごう)」。聖徳太子のお母さんだ。戦に逃れてこの地に来て、よくしてもらったので、名前を与えようとしたが、恐れ多いということで「間人」という場所の地名にしたとか。この名前を聞いて私はドキッとした。今読んでいる里中真知子さんの「天上の虹」でも出てくるのだ。天智天皇の妹として。一瞬同じ人かと思ってしまって驚いたが時代が違うから違う人と思い直した。
さっき書いた細川ガラシャ、安寿姫、乙姫、静御前、小野小町なんかもいたらしい。
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鳴き砂で有名な「琴引浜」へ。天然記念物であるらしい。きれいな砂だからやり方によっては鳴く。私も教えてもらいながら何度か繰り返したら鳴いた。
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2日目の宿泊の場所は、「城崎温泉」である。志賀直哉が「城崎にて」を書いたところで有名である。早速「城崎文学館」へ行ってみた。私は志賀直哉が書いた「小僧の神様」が何だか好きで、人ぞれぞれ神様が違うみたいなことを考えたのかもしれないが、だから今回、この記念館で志賀直哉が何でこの城崎温泉に来たのかが分かって驚いた。電車にひかれて、九死に一生を得たのだ。阿川弘之が言っているように「とても運の強い人」なのかもしれない。本来なら電車にひかれたらお陀仏だろう。若い時の写真を見てびっくり、とってもかっこいい。
外湯に6軒自由に入れたが1軒だけ入って、ぶらぶらして旅館に戻った。
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いよいよ3日目は、歩いて渡る「天橋立」である。
まずは天照大神が伊勢に行く前に居たという「籠(この)神社」を参拝する。私が崇拝している天照大神(あまてらすおおみかみ)がいたところであるので、感慨深い。亀に乗ってきたというので亀の池があった。
そしてケーブルカーで傘松公園へ。有名な日本三景を股覗きができるところである。股から覗いてみたら天の橋が空に伸びているよう?だった。そこで、私たちと同じような年配の夫婦が小さなかわいいロボットのようなものを持っているのを見て、思わず「それは何ですか?」と尋ねたら、そしたら「ロボホン」と教えてくれた。「いろいろ会話ができたり、落語を聞かせてくれたり、なごみますよ」とのこと。時間ができたらあってもいいかなと思った。
帰りはリフトで降りて早い昼食。ここでも外国の人達が大勢来ていた。
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風が強くて帽子が飛ばされないように抑えながらの天橋立を歩いた。
途中、海に両側を挟まれているのに、真水が出るところ「磯清水」があって、驚いた。今でも理由がわからないらしい。岩見重太郎という人が父親の仇討ちを遂げた場所もあり、本当にそんなことがあるんだなと思った。昭和天皇が和歌を詠んだ碑もあった。最後には廻旋橋があり、橋の下を通る大型船のために橋の真ん中が開くようになっていることらしい。残念ながら見られなかった。天橋立智恩寺では、猫が気持ちよさげに寝ていた。力石があって昔は若者たちは石を持ち上げて力比べをしていたらしい。
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最後に縁なもので、賤ケ岳のドライブインで休憩をとって米原に戻って新幹線で帰る。
なかなか充実した旅行であった。人気の行程でロングランだというのがうなづける。
また、ベテランのガイドさんが、名所、旧跡のことをよく知っていて、詳しく教えてくれた。それもすごいなと思ったのだが、最後もっとすごいなと思ったのは、米原に着くまでの最後の挨拶で、この3日間のことを振り返り、感謝の言葉を述べてちょうど終わったところで、バスが米原駅のバスだまりで止まったのだ。なかなかできない熟年の技である。さすがだ。
今回も充実していて、いろいろ新しく知ったことが多かった旅行であった。無事行って帰ってこられたことに感謝である。
入れ違いに明日から息子はアメリカのワシントン州にいる友だちのところに初めての一人外国旅である。世界は小さくなったと感じる。
蛇足であるが、お土産にレトルト食品を持たせたら、肉類のエキスの入ったものは税関で没収されてしまったという。ほんと知らないと損をするを実感!残念だ!
今回も「城めぐり」アプリを起動して、525城目から554城目の29の城をゲットしてきた。
最初に滋賀県長浜市の三田村城、虎御前山城、山本山城、小谷城、田上山城、東野山城、福井県敦賀市の玄蕃尾城、疋壇城、
三方郡の国吉城、大倉見三城、小浜市の新保山城、後瀬山城、谷小屋城、大飯郡の小浜藩台場、砕導山城、舞鶴市の行永城、泉源寺城、田辺城、建部山城、中山城、京都府与謝郡の伊根城、宮津市の宮津城、弓木城、谷垣城、京丹後市の下岡城、久見浜城、豊岡市の轟城、豊岡城、五箇城、綾部市の山家城 以上29城
確かに、滋賀県、福井県、京都辺りの地名は、なかなか何県なのかな~と思う事が多いです。
たくさんのお城もゲットできて、有意義な2泊3日でしたね。