Kato製8620形のつづきです。機関庫前で8620形と並んでいるのは、M社製の9600形です。小ぶりの8620形には似合わない大きなナックルカプラーですね。ナックルへの交換は解放てこの交換が必要です。外し方がわからず、破損してしまいました。
今日は旅客列車の運用です。オハ61系の4両を牽引します。
運転席の長い屋根とひさしが印象的ですね。安全弁と汽笛が光っています。
”混合列車”といいます。途中駅での入れ替え作業をしやすくするため、機関車の次に貨車を連結します。このため暖房用の蒸気管を客車につなげず、ダルマストーブが設置されたのです。
8620形は1914年から1929年の間に672両が製造されました。島安次郎が考案した先台車は曲線通過性能が高く、非電化の幹線急行旅客用として活躍をしましたが、のちに入れ替え作業や勾配のあるローカル線で持ち前の強い粘着力を発揮することになりました。