北アメリカからの帰化植物の「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」は町中でもちょっとした植え込みなどでよく見られる。
夏には濃いピンクの茎にかわいい花を咲かせ、秋になると花全体がそのままブドウのような房状の果実となって、更に熟すと黒くなる。
黒くなった実をつぶすと赤紫色の汁がでてくる。
この汁は通常の洗濯では落ちないほど頑固な汚れになってしまうので、触る時は気をつけないといけない。
名前はゴボウでも全く関係なく、根がゴボウのように長いというだけでゴボウの名前がついてしまった。
5月ごろに花が咲き、その花は秋まで咲き続け、やがて花は緑色の実になり、そのまま黒くなってくる。
9月になるとそのすべてを一緒に見ることができる。
学名:Phytolacca americana
英名:Pokeweed, Inkberry
別名:アメリカヤマゴボウ
科名・属名: ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
原産地: アメリカ合衆国東部
ブドウに似ているし、名前もゴボウがついているが、根や葉に毒がある有毒植物なので、間違っても口に入れることのないように!