日中は暑いので早朝のウォーキングに変更した。
時間が変わればいつもの風景も変わり、同時に咲いている花も姿が変わって見える。
朝は「オシロイバナ」が元気だった。
暑い日中はしょんぼりとしてうつむいて閉じてしまっているのに、朝は誇らしげに開いている。
昔からずっと目にしていた花。
子どもの頃は種の中の白い粉のようなものを「おしろい」に見立てて遊んでいた。
この花の名前もここからつけられている。
実はこの白い粉は胚乳で、種から芽が出る際の養分となるようだ。
花が咲くのは夕方遅くなってからで、そのまま朝まで咲いて午前中にはしぼんでしまう。
だから朝は元気いっぱい。
学名:Mirabilis jalapa
英名:four-o’clock、Marvel of Peru
別名:ゆうげしょう(夕化粧)
科名・属名:オシロイバナ科 オシロイバナ属
原産地:中南米
花びらのように見えるのは合着したガクで、花びらはない。
花の根元にはガクものがあるが、これは葉が変化した総苞。
個々の品種名はなく、花色は赤、オレンジ、黄色、ピンク、白、2色咲きのものなどがある。
["おしろい"が入っている種]