アサガオに似た小さな花がたくさん咲いている。
小さいといっても大きさは色々あり、その中でも特に小さい花の2種類の花のこと。
どちらも同じく直径1.5cmくらいの大きさで、白いものとピンクのもの。
花の中心から外側に向かってピンクのグラデーションになっているのが「ホシアサガオ」。
雌しべと雄しべを見てみると白一色になっているのが分かる。
学名:Ipomoea triloba
英名:littlebell,three-lobed morning glory
科名・属名:ヒルガオ科 サツマイモ属
原産地:熱帯アメリカ
そしてもう一つの白い小さなアサガオのような花。
これは「マメアサガオ」。
ホシアサガオとの違いは雄しべ。
雄しべの先端の葯がちょっとピンクになっている。
学名:Ipomoea lacunosa
英名:whitestar, pitted morning-glory
別名:ヒラミホシアサガオ(平実星朝顔)
科名・属名:ヒルガオ科 サツマイモ属
原産地:北アメリカ
2つのアサガオを区別するには、ホシアサガオの花柄が長く、マメアサガオの花柄は2cmほど、それに比べホシアサガオ5cmくらいでかなり長い。
また、一つの花茎につく花数もマメアサガオの1~3程度に比べてホシアサガオはかなり多い。
でも、違いが確実に分かるのはやっぱり雄しべの先端だと思う。
その他の違いは2つを同時に見て比べてみないとはっきりと区別できないかもしれない。
ピンクで雌しべと雄しべが白く、グラデーションになっていない花も見つけた。
これも「ホシアサガオ」なのかな?
----- ここから追記 -----
コメントをいただいたので再度確認のため最大限に拡大したところ、雄しべの先端がピンクになっていた。
だからこれはマメアサガオだと思う。
更にコメントをいただきました。
「ベニバナマメアサガオ」だとのこと。
知らなかった名前が分かるって嬉しいことですね。
コメントしてくださった皆様、ありがとうございました。