ヒマワリに似た花はたくさんあるが、どの花でもその黄色い色を見ると気分が明るくなって、パワーをもらえたような気がする。
「キクイモ」もそう。
ヒマワリが野生化したような感じで、この時期にはあちこちの草むらなどで見ることができる。
家の近くにある川に沿って、あまり整備されていない遊歩道がある。
そこを歩いた時のこと。
片側は川で反対側は土手のようになっていて草が生い茂っていた。
そこで「キクイモ」の大群落を見つけた。
草丈は、1.5m~3mくらいあり、そこに黄色い花が今を盛りにと咲いていたので見事だった。
キクイモは要注意外来種に指定されている植物。
でも、地下にある塊茎(イモ)にはイヌリンが含まれていて、ダイエットに有効なオリゴ糖がとれるというので、商品化するために結構栽培もされている。
学名:Helianthus tuberosus
英名:Jerusalem artichoke
別名:カライモ(唐薯)、ハッショウイモ(八升芋)、アメリカイモ、ブタイモ
科名・属名:キク科 ヒマワリ属
原産地:北アメリカ
「キクイモ」に似ている「イヌキクイモ」もあるとかで、「キクイモ」と「イヌキクイモ」の区別が難しいらしい。
花びら(舌状花)の枚数が違って、少ない方がイヌキクイモで、多い方がキクイモ、そして葉の幅も違う、ということなのだが・・・
これだけじゃどっちなのだかわからない。
ただ、「イヌキクイモ」は地下にできるイモ(塊茎)が小さくて役に立たないのでこの名前になったらしい。
だから、地下のイモを掘ってみれば区別がつくようだ。
イヌキクイモの正体は野生化したキクイモだともいわれているが、野生化したらイモが小さくなってしまったのかな?
「キクイモ」だと思って撮った写真も根を掘ったわけではないので、実際は「イヌキクイモ」なのかもしれないと、自信がなくなっしまった。
紛らわしいことは勘弁して欲しい。
舌状花の枚数が少し少ないものもあったけれど、これは「キクイモ」、「イヌキクイモ」のどっちなんだろう?
イヌキクイモはもっと少ないのだろうか。