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第22回「歴史散歩の会」 「池波正太郎時代劇ワールド散策」実施報告

2023年10月16日 20時20分32秒 | 歴史散歩の会

22回「歴史散歩の会」
「池波正太郎時代劇ワールド散策」実施報告
       開催日:2023年10月15日

 今回は戦後の日本を代表する時代小説・歴史小説作家で、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、映画評論家としても著名であった池波正太郎にゆかりのある時代劇ワールドを、大川(隅田川)を眺めながら散策した。浅草・聖天町で生まれた池波正太郎の小説の舞台には、少年期、青年期を過ごした思い出の場所が登場している。今年は池波正太郎の生誕100年にあたる。
 今回は「台東区観光ボランティアの会」にガイドをお願いし、浅草文化観光センターから3グループに分かれて出発した。午前中にかなり雨が降ったため参加者は18名だったが、出発する午後1時頃には小降りとなり、途中からは雨も止んでゴールの浅草寺・宝蔵門に到着するころには青空も見えた。散策コースは約4Kmで隈研吾氏が設計した浅草文化観光センターを出発し、駒形橋(駒形堂)、吾妻橋、「すみだリバーウォーク」へと歩いた。「すみだリバーウォーク」(全長約160メートル)は東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の鉄道橋に2020年に日本で初めて併設された歩道橋である。東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の列車を鑑賞しながら散策できるスポットとして話題だ。
「すみだリバーウォーク」を墨田区側に渡った後、川沿いの土手を歩き「さくら橋」渡って再び台東区に戻った。「さくら橋」は1985年に完成した隅田川唯一の歩行者専用橋で、形状は平面のX字形の特異な形をしている。台東リバーサイドスポーツセンターで休憩し、今戸橋跡を見てから待乳山聖天宮(まつちやましょうでんぐう)・池波正太郎生誕地碑へ行った。待乳山聖天宮では大根をお供えしており、おさがりの大根は持ち帰ることが出来る。ここで大根をもらった方も多い。その後に猿若町を経て浅草寺宝蔵門にて解散した。猿若町は江戸時代に江戸歌舞伎の「江戸三座」があったところで、現在も歌舞伎の衣装や小道具を作成している会社・商店が多数ある。浅草寺の境内は天候が悪かったにもかかわらず多数の観光客で混雑しており、ここが日本かと思うほど外国人が多く、いろいろな言語が飛び交っていた。天候が悪かったにもかかわらず参加して下さった皆様に感謝!!
                               (記:井上)
   
浅草文化観光センター        すみだリバーウォーク
 
    さくら橋              浅草寺

  
               2班の皆様

  待乳山聖天宮のモノレール(日本一短いエレベーター)

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