言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

小沢氏「自分自身で考え自分自身で決断し自分自身で行動する自立した国民が集まって自立した国家ができる 」テレ東『週刊新書』

2013-02-20 08:25:02 | 言いたいことは何だ
2月16日のテレビ東京の田勢康弘の「週刊ニュース新書」での小沢氏の発言を、以下、阿修羅様より。
 
 
小沢氏「自分自身で考え自分自身で決断し自分自身で行動する自立した国民が集まって自立した国家ができる 」テレ東『週刊新書』
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/129.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 2 月 17 日 20:00:00: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura.us/peterimg/1003.gif
小沢氏「自分自身で考え自分自身で決断し自分自身で行動する自立した国民が集まって自立した国家ができる 」(テレ東の『週刊新書』書き起こし)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1869.html
2013年02月17日 19時38分 日々坦々

                                    略

<番組HPより>http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsho/
 
                                    略

(以下、書き起こし)
大江麻里子アナウンサー(以下、女子アナ)
                                略

田勢
今、あれですか、何を一番考えておられますか?

小沢
いや、僕はずっと今まで行かんして、政治的な目標としてきたのは、日本に議会制民主主義を定着させたいと、まあ、必ずしも二大政党でなくてもいいですけれども、二大政党を中心にした政権交代可能な、本来の議会制民主主義。まあ、それがその昨年の総選挙でちょっともう、一方が事実上崩壊したみたいになっちゃいましたので、このまんまでは、まさに議会制民主主義っちゅうのは、日本い定着しないと、そういう危機感をもってまして、
もう一度、やっぱり自民党に対抗できる政党をつくんなきゃいけないんじゃないかと、それによって、また政権交代可能な政治体制にしていきたいと、そのこともう一度、そして最後の自分としての思いを是非、実現したいなあと、そう思っているとこです。

田勢
競い合って初めて政治が健全なものになるっていうことですね。

小沢
そう思います。
ですから、ある意味では、去年また劇的な政権交代がおきたっていうことは、それ自体は別に悪いこっちゃないんですけれども、まあ、選挙制度も政権交代しやすい小選挙区制にしてますので、そのこと自体はいいんですけれども、一方のやはり民主党が次また政権交代を狙えるような政党かどうかっちゅうことになっちゃうんで、是非、そういう政党をもう一度つくらなくちゃいけないんじゃないか、という思いです。

 
                              略
 
小沢
いや、あのー、民主党と自由党が一緒になった時も別にぼく最初から何か役職についていたわけじゃありませんで、たまたま前原くんが代表の時に、メール事件なんかがおきて、それで私がたまたま「他に適当な人がいないからやれ」ということでやっただけで、あの時も一兵卒でやるつもりだったんですが、まあいずれにしても、その時と違いますのは、わたくしは3年半、検察の強制捜査もありましたし、裁判もありましたし、その間、政治活動をいろいろ制約されたし、党内的にも除名た、処分だちゅう話に仲間うちからなったりしたこともあって、若干そういう活動に制約があったということが、個人としては大きなことだっただろうと思います。

                              略
女性アナ
今回の選挙結果についてこんな見方をしている人がいます。

VTRナレーション
小沢一郎は去年暮れの選挙でなぜ負けたのか?
20年以上に渡り小沢氏を見続けてきたというジャーナリストの鳥越俊太郎氏は敗因はメディアにあるといいます。

鳥越氏
それは2009年の西松事件の時から始まっています。
全部、もう小沢一郎は悪いやつだってずっとどの新聞もテレビも言ってきたから、それはねえ、小沢さんがいくら去年の衆議院選挙の時にね、民主党から分かれて生活の党ですか、つくって言ってもね、誰ももう耳を貸さないね。

ナレーション
鳥越さんは小沢氏の無罪判決後のメディアの報道に疑問を呈します。

鳥越
よっぽどマスコミが、あの時点でばあっと、無罪確定が出た時点でね、「私たちがこれまで報道してきたのは間違いでした。小沢さんはそういう人ではありません」とうことをね、ちゃんとした報道をすれば別ですよ。新聞テレビは全部謝らないといけない。

女性アナ
鳥越さんのご意見はどういうふうに受け止めていらっしゃいますか?

小沢
ですから今僕が申し上げたことを具体的に鳥越さんはお話くださったんで、僕自身の政治活動は、権力、検察権力という形の中でね、制約されてしまいましたのでね。それがわたくし個人に関連することとしては一番大きかったことだと思いますね、敗因のね。

田勢
私は小沢さんがまだ自民党の若手代議士と言われていた頃、もう今から40年くらい前に初めてお目にかかって、それ以来ずっと小沢さんを見てきているつもりなんですけれど、なんかこう必要以上に嫌われる、あるいは小沢さんを排除しようとするこによって、自分を正当化しようと、そういう勢力とのずっと戦いだったような気がする。
なぜもっと自分のことを説明するとか、そういうことをされないのか、あんまり仰いませんよね、いろんなことを。

小沢
んー、ですからまあ、機会いただければね、しゃべっているつもりなんですが、そういう主張をずっとし続けて、今でも曲げないで言ってますが、やはりそれは旧体制で既得権を持っている人たちから見れば、危険分子なんですね、危険思想なわけです。
ですからいくら言ってもですね、メディアも伝えてもらえないし、また誰も耳を貸さないようにということで、そういう世の中の雰囲気になっていますので、まあ、そこは残念ですが、しかし、できるだけわかってもらえるように全力で最後まで頑張っていこうとは思ってますけども。

田勢
やっぱり、釈迦に説法ですけども、政治は権力をいかに取るかというゲームですから、
個人的な好きとか嫌いという感情を超えて、やっぱり野党が結集するとか、三極が結集する、それは必要ですよね。

小沢
ぼくもそう思います。ですからさっきのお話ですけどね。第三極と言われる人たちがバラバラで勝てるわけないと、その通りの結果なんですね。自民党の票が増えてないんですよ、全然。増えてないのに3分の2以上の議席をとってしまう。まあ、小選挙区制の恐ろしさであり特徴なんですけれども。
まあ、そんなことをわかってるんじゃないですかと、始めからわかりきったことですよと、僕は言いたいんですけれども。また、ですから、今度の参議院選挙もこのまんまでやれば自公が圧勝するでしょうね。


(ここから、メモ&書き起こし)
VTR
番組では小沢さんのプライベート密着。政権奪取の戦略。
<朝の散歩の様子>

女性記者
夜眠れないことはある?

小沢
特別そういうことはないが、無意識の中で考えてるんだろう。肩凝ったり背中痛かったりストレスだね。

ナレーション
体に知らぬ間に負担がのしかかっているよう。小沢氏は既にその先を見据えていた。

女性記者
次の選挙に向けて考えてますか?

小沢
考えるよりも行動しなきゃ、考えてても何もならないから

ナレーション
動き出す小沢氏。次なる狙いとは?

田勢
小選挙区制ですから、この3回で300議席くらい異動している。小泉さん、鳩山さんと今回で。
ということは次も同じことが起こり得る可能性はあるということですね?

小沢
十分ありますね。

田勢
いつごろ勝負時というふうに定めておられますか?

小沢
安倍さんが今年の夏にダブル選挙をするんじゃないかという説が一部あるが、そんなことはないと思う。少なくとも、自民党としてはせっかく政権をとったからできるだけ長くやることを目指す。
3年半後にまた選挙あるのでちょうどダブル選挙というのが常識的にはある得ることだろうと思う。
ぼくはそれを最後の勝負にしたいと思っている。
そこでもし自民党に対抗しうるグループができなかったら、もう日本の議会政治は将来も機能しなくなり定着しないでしょう。是非とも、もう一度そこで日本のために政権を奪還したいと思っている。


田勢
日本維新の会について

小沢
石原さんが代表になってますので、どちらかとういうと旧体制に近い。自民党と対立して政権運営をしようとするとなかなか入ってこないのではないか。民主党は50人になったが、それでも野党第一党ですから、みんなに呼びかけて大きな受け皿を作るということを率先してやってもらうのが一番いい。

女性アナ
民主党が生活の党の現職がいる新潟、広島に候補者を擁立した。一方で岩手県では小沢さんの力添えをお願いしたいと言っているが

小沢
よく意味がわかりません。やっぱり全体としてみんなで力を合わせようというならいいが個別の都合で調整しようとしている。だから、党として協力してやろうという呼びかけをしてもらいたい。そしたら、いつでも協力する。

田勢
海江田さんは小沢さんに近いと思われている。

小沢
近いというより代表戦でぼくらがかついだ。

田勢
だからもう一度、民主党と一緒になる可能性は?

小沢
このままでは自民党に勝てない。だから各党が大同団結をすることを野党第一党として呼びかけてもらえれば、呼応するできることは何でもする。

女性アナ
民主党から出て二大政党制が崩壊したが、民主党に対する思いは強いのか?

小沢
それはそうです。自由党は自分の主張を純粋に貫いてきた政党だから、とてもよかったが、それだけでは政権をとれない。もっとウィングを広げなければならないということで民主党と一緒になった。
それから先頭に立って選挙戦をやって、そして政権交代をしたんですから、こんな形で政権を失うというのは残念でしかたがない。
だから、何としてももう一度みんなでやり直ししたいなあとは思っています。

女性アナ
「最後の勝負にしたい」と言ったが、小沢さんが目指すゴールは何か?

小沢
ですから、今の状態だと巨大自民党が一つで、あとはバラバラ。これだと政権交代は起こりえない。自民党と何処がくっ付くかという話だけで、それでは民主主義ではないです。
自民党に対抗できるしっかりした政党、グループ。ぼくは民主党が政権交代してその立場に立てると思って喜んでたんですが、結果的には全然ダメでしたので、もう一度、自民党に対抗できる政党、グループを作り上げると。そして政権交代がスムースに時に応じて行われると。そういうことが順調にいきそうになれば、もう私の役目は終わりですから。

ニッポンへの提言
「自立」
小沢
これはいつも僕がいっていることですが、先ほど鳥越さんが僕に関連してお話いただきましたが、「メディアがこういっている」「世間がこういっている」と、それを参考にするのはいいですけれども、自分自身で考え、自分自身で決断し、自分自身で行動する、と…。そういう習慣を日本人が身に着けないと、なんとなくその時のムードで感情的に情緒的に、あっちいったり、こっちいったりと、それではね、絶対、日本の国自体が自立しないですよ。
だから自立した国民が集まって、自立した国家というのがはじめてできるわけで、まあ、今、このまんまだとアメリカの言う通りになるという方もいますね。言う通りになるというのは自立してないからなっちゃうわけで、ですからいずれにしろ、個人、まずは日本人自身が自立する。
自分自身で考え、自分自身で決断し、自分自身で行動すると、そういう習慣を身に着けなきゃいけないと思います。

(以上、書き起こし&一部メモ)

                               略


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2 コメント

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Unknown (country-gentleman)
2013-02-20 08:43:00
SUMさん
私は民主主義とか議会制民主主義とかよく言われますが、それってどういうこと?と訊いて民が主となるというところまではなんとなく分かるんでしょうが、それを具現化するということは何でしょう。ということになると果たしてどこまで認識しているか。
そこが小沢一郎氏の言うことと国民の間に乖離があることを小沢一郎氏が分かっていないのではないか。
大学の教授が大学生に話している言葉をそのまま小学生に話して、子供は分かるでしょうか。
そこがマスコミの方が小学生にも分かるように「政治とカネ」「政治とカネ」「政治とカネ」と連呼し、さも小沢一郎が悪い、と「印象」づけることで小沢一郎の悪のイメージが出来上がる。
そこをどうやって「気づかせる」か。だと思います。
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Unknown (SUM)
2013-02-20 17:44:00
しつこいくらいに続けられると、たとえ違っていても「そうなのか。」思わされてしまう。本当はべつの事にしつこくやってもらいたいのだ。反原発脱原発、国民生活に不安を与える事、そうした事にしつこいくらいに裏取りした情報を出すべきなのだが、報奨金をもらってるマスコミは無理。視聴料をとり、税金で補助を受け(国民から2重に金をとってる事になる)国民を向いてないNHKも。
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