言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

問題はどこにあるか:の本農業新聞記事です。

2013-01-06 16:38:03 | 日記
復興需要振るわず 風評害で売り上げ減 被災地のアンテナショップ (2013年01月04日)


 東日本大震災で被害が大きかった岩手県や宮城県、福島県の東京都内のアンテナショップが、売り上げの落ち込みに見舞われている。震災が発生した2011年度はどの店舗も被災地応援需要で売り上げが伸びたが、12年度は3~5割減少。福島第1原発の事故による「風評被害」も影響し、震災前をも下回る。

 宮城県の「宮城ふるさとプラザ」(豊島区)は、12年度上期(4~9月)の売り上げが約8億5000万円と、前年度同期の半分に落ち込んだ。震災前の10年度よりも1割近く少ない。客足も減った。

 岩手県の「いわて銀河プラザ」(中央区)も同様だ。4~10月の売り上げは11年度同期より4割近く減り、10年度同期比でも1割ほどの減。店員は「1人当たりの購入金額が減っている」と話す。

 福島県の「ふくしま市場」(江戸川区)も、4~10月販売金額は前年比3割減、10年と比べて1割ほど少ない。店は「原発事故による出荷制限から、山菜や海産物など取り扱う商品も減っている」と説明。主力の米など風評被害から売り上げが伸び悩む商品もある。

 挽回のため各店は、都内各地の催し物や企業などに出向いて県産品を販売する。

 「宮城ふるさとプラザ」も12年度は、既に100件以上のイベントで販売した。震災前にはなかった取り組みだ。

 大蔵国孝店長代理は「復興への応援を訴えても、あまり伝わらなくなっている。被災地の復興はまだこれからなのに・・・」と残念がる。それでも「応援したいという人は確実にいる。そうした客層にどう応援を呼び掛けるかが重要だ」と、新たな企画を模索する。


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