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あの明治維新とは何だったのか? その4(最終回)

2014-03-25 05:29:00 | 言いたいことは何だ
隠された真実 さまより抜粋転載

「維新」と云う幻想 4/4



維新後
伝統文化の破壊

新政府は思想統制と自らの権威付けの為に「神道国教化政策」を実施、神仏分離令や神社統合令などの大悪法を発令し、それに伴う廃仏毀釈によって神仏を無理矢理分けられ、我が国の心の拠り所を破壊されまくった。
 
明治新政府の権力を笠にきた神主や役人による寺院破壊や仏像破壊等で多くの国宝が失われた。
そして皇室からは古代からの神道に拠るものや仏教、陰陽五行に拠るものなど、即ち神仏習合思想に拠るものを全部撤廃してしまった。
現代の日本人が精神を病みやすいという原点はこの我が国が誇るべき神仏習合思想などの心の拠り所を奪われたからに他ならない。
 
我が国の保守主義とは?
一般に、明治維新によって「日本は世界に雄飛した」、と賛美する人々もいるが、それは明治以降の政府がそのように史実を捻じ曲げたものを、そのまま素直に信じているに過ぎない。
明治新政府が樹立後に始めた数々の悪行は、知れば知るほど恐ろしいものである。
 
それは恰も「尊皇攘夷!尊皇攘夷!」と叫んで、幕府が天皇と敵対し、開国して外人を引き入れようとしていると、その当時の人たちに思わせ、実は自分達が天皇と敵対し開国しようとしてたようなものである。
それともう一つは、「勝てば官軍」の明治新政府が自分たちの悪行を覆い隠し、正道をすりかえる為に、事実の端々を塗り替えた事にもある。
 
このように欺瞞に満ち、捏造した歴史を押し付け、国体を大いに歪め、天皇を操り人形にし、数々の公約に違反し、偽勅を連発し、自国民を虐殺し、弾圧政治を行った英国の傀儡・明治新政府を賛美するのが真の保守であろうか。
 
長らく続いた戦乱の病を癒し、太平の世を拓き、庶民文化を花開かせ、同じ日本人同士が争う愚を何としても阻止し、近代化への布石をすべて打って西欧列強から我が国を守ろうとした幕府こそが真の保守であったのではなかろうか。
 
であれば、その幕府が目指そうとし、「維新」がなかったら歩んでいたはずの「もう一つの日本」を模索し、独立国家「日本」であった頃の江戸文化を現代に適合させた「新江戸体制」を構築していこうとすることが、現代の真の保守主義ではなかろうか。
 
これからの戦い
以上見てきたように明治からの日本は日本では無い。
英国の策略に負けて植民地となったのである。
歴史は繰り返す。
現在の我が国が明治へ回帰したら、また戦争を引き起こし、そして負けるであろう。
大東亜戦争に於いて我が国は欧米列強に「大独立戦争」を挑み、そして負けた。
英国の植民地から米国の植民地に変わった。負けたから・・・。
今度は支那か露西亜か・・・。
日本が日清戦争の勝利に酔い痴れていたその頃、米国では対日戦争計画が立てられていた。つまり第二次世界大戦より五十年近く前から対日長期戦略が策定されていたのである。
それが「オレンジ計画」である。
そしてその計画通り戦争は進み、計画通り勝利した。
計画誤差は殆ど無い。
つまり米国の勝利は戦争前から確定していたのだ。
 
おわりに
真の黒幕とは一体誰であったのだろうか。
国際金融資本ジャーディン・マセソン?
勿論、グラバーだの坂本龍馬だの岩崎弥太郎だのはジャーディン・マセソンの手駒の一つに過ぎない。

そして、そのジャーディン・マセソンも・・・。
それとも「明治維新」とは薩長を支援した英国と幕府を支援した仏国の代理戦争だったのか・・・
それとも英仏の日本植民地化共同作戦だったのか・・・
何れにしろその当時の世界情勢からこの「明治維新」を読み解かなければ、その本当の姿は見えて来ないだろう。

歴史の大部分を成すものは、高慢、野心、貪欲、復讐、情欲、叛乱、偽善、抑制なき熱情、その他あらゆる混沌たる欲望の連続、等々がこの世にもたらした不幸なのです。
 
By エドマンド・バーク
 
抜粋転載おわり
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こちらの記事は15,000字にも及ぶ膨大な記事からの要点のみの抜粋です。
今回は第4回目(最終回)の編集・転載です



国を売り渡すことを維新と言い「尊王攘夷」を声高に叫びながら実際は「倒幕開国」に狂奔する。
いつの時代も売国政治屋はやっていることとは対極をスローガンとして大衆を欺くものです。
なぜ日本がここまで正邪残悪の逆転した悪人天国にして売国土天国となったのか?
なぜすべての主要機関が腐敗と利己主義を極め背任と背徳の限りを尽くすようになったのか?
なぜ日本の政治・行政が生存権さえ無視して庶民にとってあらゆる分野で断トツの世界最悪標準
(各分野指標)にされているのか?
なぜ日本の政治・行政はすぐにでも改めるべきことをいつまでも放置して、やってはならな悪政、
暴政、圧政に疾走するのか? ※注1
なぜあからさまな売国政治、亡国政治が戦後も一貫して継続しているのか?
なぜそれが許されているのか、なぜ誰も止めることができないのか?
最終的に一体誰がそのような恐るべき理不尽を許し、指令しているのか?

そのすべての謎の答えは歴史の真実の中に隠されているのです。
 
  完
 
※注1
日本病の根源―やるべきことを一切なさず、やってはならないことのみに国を挙げて狂奔する!?



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