言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

小出先生「ソコダイジナトコ」と「8bitnews」 時間のない方のための書き起こし

2012-10-17 00:36:35 | 言いたいことは何だ
10/15(月)
3つの番組「ソコダイジナトコ」と「8bitnews」と「with 夜はラジオと決めてます」の書き起こしです。
永岡さんがわかりやすく書いて下さっているので、時間のない方向けです。
 
小出先生、今朝の文化放送「ソコダイジナトコ」に出られました。早速youtubeにアッされています。

http://www.youtube.com/watch?v=1jilw3E272g

 文化放送の記者の石森則和さんと司会は吉田輝美さん。
この番組に小出先生何度も出られています。
 
野田総理、福島原発を訪れ、4号機を視察したのですが、「復興は除染」というところに、小出先生「とんでもない話。」と。小出先生は政治には期待しないもので、野田氏の訪問はパフォーマンス、問題の深刻さを知らず、何をしないといけないか分かっていない。除染について小出先生できないと言われて、放射能は消せない、あるものを別の場所に移す。移す作業は要るが、除染と言っても大した効果にならない、それを唯一の希望と言うのは間違いなのです。

 一番大切なのは放射能の拡散を防ぐことで、たくさんの労働者が被爆している。

野田氏は終息宣言も撤回せず、今も1年半の労働者の苦闘が続いている。融けた炉心がどこにあるか分からない。野田氏、4号機にも危機があるのに、それを認識して、事故は収束していないというべきなのです。

 政府の姿勢、青森大間原発の建設再開で、国内初のフルMOXで、ウランより危険。

今まではウランを燃やしてきたが、それでプルトニウムが出来てしまい、日本はプルトニウムを高速増殖炉で使うと言っていたのに、もんじゅが動かない。
プルトニウムの使い道がなくなり、長崎原爆の材料、日本にあるプルトニウムで長崎原爆が4000発できる、それはまずい。これを消すために、プルサーマルというばかげた計画をやり
ウランの原子炉で燃やすのは石油ストーブでガソリンを燃やすようなもので、プルトニウム用の原子炉が大間。プルトニウムは毒性が数万倍高く、さらに危険なのです。

 原発は増設しないというのに、枝野氏容認で、小出先生民主党の政策はきちっとしていない、土台のないままグラグラしている。2030年代にゼロを目指すというのも詐欺であり、市民の意見ではゼロなのに、2030年ではなく10年伸びた。そのインチキな決定も、アメリカの横槍で閣議決定できない、民主党の基本のなさが露呈したのです。

 次の政権、それなら自民ならどうか、安倍総裁と経団連が会談して2030年代ゼロは無責任と言い、安倍氏、2030年代ゼロは取らない。また、細野氏、次の選挙のマニフェストに2030年代ゼロを入れるといい、自民党政権になると2030年代ゼロは撤回される。

 
小出先生、自民について、自民政権になったらどんどん原発は続く。
他に選択肢はなく、小出先生よく分からない、2大政党ではあまりひどい選択と言い、
 
吉田さん「国民の生活は第一」はマシ。野田氏の終息宣言は信じられず、国民の生活が第一の情報を出さないメディアはおかしいと吉田さん言われました。
石森さん、小出先生に各地での人々の変化について聞かれて、3・11でかなりの変化も置き、官邸デモもこういう日本になったと感慨深い。持続するのは大変で、政治も変わらない、事故も収束しないと、あきらめが出ると見られて、仕方ないと思われるのです。関心は持たないといけないのです。

これが今日の小出先生のお話の概要です。



………

 永岡です、小出先生、たね蒔きジャーナル終了後、ネットメディアに出られると聞いていましたが、それが8bitnewsで実現しました。今日1回目の配信がありました。

http://8bitnews.asia/wp/?p=4617#.UHswSuyQFes.twitter

内容をまとめます。

 環境情報教室、今日から開始で、自分の家族や仲間を守るため、知ることから始めたく、この番組開始とのことです。市民発信メディアで、1回目に小出先生登場です。

 事故から1年半で、どうやって学ぶかについて

小出先生は原子力に夢を持ち踏み込んだが、原子力が未来のエネルギーと信じていたが、勉強したら幻であり、ウランはもともと多くはない、化石燃料の代替と思っていたが、化石燃料より先になくなる。
原子力の夢は初めから間違っていた。膨大な放射性物質を生み出し、環境に出たら大変な被害になり、これは小出先生も、推進派も知っていて原発を都会に建てずに過疎地に立てた。
しかし、推進側は安全といい続け、小出先生事故はないようにと思っていたが、ダメ。
原子力は安全と一方的に思わされ、事故は起きてしまい、10万単位の人が家を追われて苦労している。そういう苦労を多くの人に分かってほしいが、責任のある政府、電力会社、原子力産業、マスコミは反省せず責任を取っていない。このまま行くと再稼動、着工になり、危惧を持つ。
 
それを防ぐのは事実に気が付くことで、原子力の事実、真実を伝えたいと言われました。そして、受け手も、福島のことをみんなが知り、日本のこれからのために考えたいと言うのです。

 小出先生、ここの主任講師として活躍されます。

 この8bitnewsのことは、放送されたらまたお知らせいたします。

 なお、明日のMBSラジオ、ネットワーク1・17では千葉さんが和歌山の、津波が2分で来る場所を報告されます。



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