言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

ん?美女が裸?▼憲法改正推進勢力の「戦争放棄は美女が裸で寝ているのと同じ」▼詐欺的論法▼スイスを引き合いに出す前に、もっとスイスを知るべきだ。

2013-01-12 05:22:46 | 言いたいことは何だ
「なんと不謹慎な」と、まず思う。
「日本国憲法」を
美女の裸にたとえること自体が その方の品性を疑います。
かなり立腹しながら。
でも リュウマの独り言さまの
ご反論ありがたく転載・画像拝借(礼)
 
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-715.html

憲法改正 推進勢力の 「戦争放棄は 美女が裸で寝ているのと同じ」 の 詐欺的 論法    スイスを引き合いに出す前に、 もっとスイスを知るべきだ。



中韓ロ朝は 「日本の敵国」なのだそうだ。 
いつから 誰が決めたのか、知らないが …… 
確かに、 領土問題がある、拉致問題がある、それは言える。 
だからと言って、 
相手国がいまにも攻めてくるかのような主張は 
適切とは 言いがたい。

一般の国民は それを聞いて「恐怖心」を 持つだろう。 

「そんなことなら、何とかしなくちゃ」と 思うだろう。 
 
この手の話は、恐怖心を抱くように、書かれている事がとても多い。 
それも、理不尽 (りふじん) に … 。

                                                      思考の部屋 さん 引用 
(北朝鮮には) 2000発からなるミサイルが実践配備されているという報道もあり、実射されると各都道府県約50発が飛来してくることになります。 国会等各省庁、各都道府県庁舎、米軍施設、自衛隊施設、警察署施設が狙われ、防衛、治安機能は壊滅状態にさせるでしょう。

 この攻撃に対し、韓国、米軍が反撃しますが、北朝鮮軍、国民は武装し日本に侵攻します。中国、ロシアは拒否、または形ばかりの攻撃ですから当然日本を目指すでしょう。 日本の防衛、治安機関は壊滅状態ですから、簡単に日本に上陸し同胞に導かれた北朝鮮軍は報道機関を早々に占拠し高々に占拠完了を宣言します。   

 
   (引用終り)
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ミサイルといっても、 色々ある。 
先日 日本が 北朝鮮の 
「ロケット打ち上げ」のときに配備した迎撃ミサイル、地対地、地対空、
対戦車、対艦ミサイル … 種類も 大きさも 様々である。 
 
 
2000発のミサイルが すべて弾道ミサイルであるはずがない。 
ましてや、そのすべてを日本に向けて発射するなど
絶対にあり得ない話なのだ。 
 
北朝鮮はまだ、韓国との戦争が終わっていない。 
停戦しているだけなのだから、 大半を
 「対韓国」と 「その応援に来る米軍」に向けている。

 日本が 「北朝鮮は敵国」というのなら、 

数発は 日本に照準を合わせているかも知れぬが、
国会等各省庁、各都道府県庁舎、米軍施設、自衛隊施設、警察署施設が狙われ、防衛、治安機能は壊滅状態 などという話は 
これも絶対に起きない。 
 
北朝鮮の 弾道ミサイルは 誘導するのでなく 打ち上げ時以降は 「(野球のボールのように)慣性」で飛ぶので、 ピンポイントで 狙うことは出来ない。 目標物の 数十キロ以内 というような 精度になる。

もちろん、この程度のミサイルなら、日本の迎撃ミサイルでも対処できる。 ほとんど心配の要らないことを  

さも危険であるかのように書いている場合が多い。 
 
 
考えても見てください。 
アメリカの経済制裁が続く中、
石油を北朝鮮が購入できるのは、「ロシア」「中国」が大半。 
 
ロシアは 支払い代金の問題から、積極的でなく、
中国の細々とした援助によって 辛うじて成り立っているのが
 実情ではないですか。 
 
何を根拠にこういう「風評」が流れるのか、理解できない。
 
こうやって書かれている方も、捏造に近い情報を
信じたからかもしれない。

それでも、そういう実情に無関心な一般の方は「恐怖心」を抱く。 

 
成田空港の7日分のジェット燃料が 
1年分の軍の燃料と匹敵するという話もあるくらいの国に … 
米韓の合同軍事演習が北朝鮮本土のすぐ前で行われるのは、 
スクランブル発進をさせ、少ない燃料を枯渇させるためとも言われている。

 さらに、起こりえることがほとんどない、

中国、ロシアの日本本土進攻の危険性を煽り、 
憲法の改正を主張する者もいる。 
 
ロシアが北海道を、
中国が九州を取ろうとしている、と煽る。 
 
あり得る話ではない。 
島国日本は 攻略は難しいだろう。

改憲派は 

「平和、平和といえば、平和になるのか。」と現在の憲法を否定するが、 少なくとも、 
「戦争放棄」を規定したこの憲法で 
60年以上の「平和」が続いている。 
 
正に、 実績があるわけだ。 
 
日本軍を持ち、核武装をして「これ以上の平和」が実現するだろうか。現在の憲法を
「改憲論者」は
「裸で美女が寝ているようなもの、襲われない方がおかしい。」
とよく言う。 
 
これも、おかしい。 
 
美女 と例えるから 話が おかしくなる。
 -- 仮に美女でも、 60年もたてば 「老女」であろうが … (笑)

私は現憲法の「平和主義」は、例えるなら「出家した」のだと思う。

 旧日本軍は「心を改め」 堅気になるだけではなく、 
「僧侶か 牧師」になります -- 二度と喧嘩はしません -- と
世界に向かって宣言した。 
 
こういう国を武力で攻める事は、相手国にとっても心理的に負担になる。 それは、 
「僧侶」や「牧師」を相手に 
喧嘩は売りにくいのと同じだろう。 
 
国際世論の反発も大きい。 
 
そんな危険を冒すより、他の方法で
対日の要求を完遂したほうがましだ、と判断するのではないだろうか。 

もちろん、反論は 承知している。 

「日米安保」があったから、敵国が攻めてこなかった … と
いいたいのだろう。 
 
 
戦争直後は、焼け野原であり、食料も資源も枯渇しており、 
いかに「改憲論者」といえども、当時の日本を「美女」とは言うまい。 
彼らが言う「美女」になったのは、 
少なくとも 高度成長以降の話であろう。 
 
他国から、
「戦争をしてでも 取りたい国」(美女)と
いわれたことは あるのだろうか。 
 
それほどの魅力があるのだろうか。 疑問である。

美女などという不適切な例示をするので、反論も不適切になるが、 

「自分の顔を鏡で見てから言え」と言われかねない。 
かってに、美女だ、と信じているに過ぎない。 
「いや、尖閣の近くに、大油田がある。」
「日本近海には、メタンハイドレードがある」
と いう方も多いが、 
いかに「間抜けな日本の官僚」でも、 
言われているように 世界一二を争うならば 
なんらか 手をつけていよう。 
敵国にしても そうだろう。 
 
尖閣近くに 中国が油田の試掘をしているが、 
商業ベースに乗るほどだとは とんと 聞かない。

 あるのか、無いのか、

仮にあったとしても、技術的課題が多すぎて採算に
「現状 のらない」のではないのか。 
埋蔵量も、下方修正を繰り返している。 
当初言われているほどでは 無いようだ。 


下に憲法の前文の冒頭部分を載せたが、 

今 「自民党」の方々が持ち出し、金科玉条のように 
「自民党案の 憲法」を誉めそやしているが、 
国軍を持ち、核武装すれば
「我々は、今より安全で平和でいられる」だろうか。  
 
そんなことはあるまい。 
戦争をするために 改正するのだから、
今より 戦争に近づくだけだろう。

日本国憲法では 

三大原則変えることは「出来ない」
と定められている。 
 
だから、今言われているような改正は、
現憲法を破棄して行うしかない。 
「出家したヤクザ」が、
匕首(あいくち ) やピストルをまた持つと宣言するのと同じである。 
また、組どおしの「出入り」( 俗語、争いごと。もめごと。けんか。 ) が
始まる。
 
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国軍を作りたい方がよくスイスを例に出す。 
 
スイスは1815年から、
「永世中立国」として正式に国際的に承認されている。 
以来、国家を維持していくための強大な軍事力を持つ国家だ。 
が、あくまでも、国民を守るための軍事力であり、 
他の国には 侵入しないことが定められている。 
あくまで、「ハリネズミ的防衛」であり、
触ると痛いですよ、という防衛である。 
 
日本も、そういう防衛なら致し方ないかも知れぬが、 
石原氏や 橋下氏、 安倍、 石破氏は 
そんな考えではないことだけは、 確かだろう。

スイスでは

家を建設するときに、地下に核シェルターを造らねばならない。 
また国家も国民も、
「1年分の食糧を、貯蔵することを義務づけられている」。 
そのため、 新鮮さは犠牲にされている。 
 
こんなことも、こういう論議をするときの基礎知識として、 
同時に 伝えるべきだろう。

日本は 国際的に「中立宣言」したわけではない。 

私に言わせれば、勝手に「出家」してしまったのだ。 
最近では、台所に出刃包丁が何本もある。 
観賞用の「日本刀」もその種類が増している。  
 
アメリカ組が「出入り」するときには、 
台所で 握り飯を作ってやっている。 
 
周辺国から見ればなんとも、 
「出家」が 本当かどうか、疑わしくなっているが、 
他の国々とは違い、60年以上 
争いごとを起こさずには来たという実績はある。 

自民党の「憲法草案」のほうが 素晴らしいとは、とても思えない。 

 
 
戦争をしない国 「日本」
といわれるまで、
 
もうしばらく「日本国憲法」
 我々 日本人で 守って生きたい。

 
 

 現在の風潮からすると、 
そういう 愛国心は いろいろなレッテルを貼られるだろう。 
そのときは、 Afternoon Cafe さん が 文頭に掲げている、 
次の言葉を 教えてやればよい。

「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。
しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。
とても単純だ。
国民には攻撃されつつあると言い
平和主義者を愛国心に欠けていると非難し
危険さらしている主張する以外
には、何もする必要がない。
この方法どんな国でも有効
ナチス・ドイツのNo.2だったヘルマン・ゲーリングの言

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