【アベ小学校疑惑】「記事書いて」・・・国有地をタダで占有する国会記者クラブに市民が抗議
2017年2月23日 田中龍作ジャーナル
記者クラブの総本山が市民の抗議対象となる日が来た。「こんな情けない集会はない」と顔をしかめる参加者も。
安倍晋三記念小学校への国有地タダ売り疑惑。市民の怒りの矛先は、事態をありのままに伝えないマスコミに向かい始めた。
有志約20人がきょう、記者クラブの総本山である国会記者会館に向かって抗議の声をあげた。
国会記者クラブは国有地に家賃「タダ」で、半世紀以上も居座り続ける。独占をめぐり訴訟沙汰にまでなった。「タダ同然」で国有地の払下げを受けた森友学園より悪質である。
安倍政権がブッ飛びかねない疑惑を記者クラブメディアがまっとうに報道できるはずがないのだ。
都内の男性は「マスコミが国民の目を塞いでいる」と厳しく指摘した。男性は「安倍政権をひっくり返すチャンスなのに」と残念がる。
安倍首相の地元、下関からの参加者(60代・女性)もいた。上京中に首都圏の友人からきょうの抗議行動を知らされ、国会記者会館前まで駆け付けたという。
地元だけに安倍晋三の性格をよく知る。彼女は「報道しないのは意図的だ」と見る。
「記者の皆さん、当たり前のことです。報道して下さい」。市民の懸命な訴えを柵の向こうの特権階級はどう受け止めているのだろうか。=23日、国会記者会館前 撮影:筆者=
トラメガのマイクを握った女性(千葉在住)は懸命に訴えた ―
「記者の皆さん、報道しなくて恥ずかしくないのですか? 安倍首相の拡声器ですか? プロとしての記事を書いて下さい」と。
参加者たちは国会記者会館と歩道を隔てる鉄柵越しに「記事書いて」「記事載せて」と叫んだ。シュプレヒコールはしばらく続いた。
国会記者会館は道路を挟んで首相官邸の隣にある。記者様たちがひんぱんに行き来するが、気にも留めていない風だ。
鉄柵の向こうにあるのは記者クラブという名の権力だった。
~終わり~
2017年2月23日 田中龍作ジャーナル
記者クラブの総本山が市民の抗議対象となる日が来た。「こんな情けない集会はない」と顔をしかめる参加者も。
安倍晋三記念小学校への国有地タダ売り疑惑。市民の怒りの矛先は、事態をありのままに伝えないマスコミに向かい始めた。
有志約20人がきょう、記者クラブの総本山である国会記者会館に向かって抗議の声をあげた。
国会記者クラブは国有地に家賃「タダ」で、半世紀以上も居座り続ける。独占をめぐり訴訟沙汰にまでなった。「タダ同然」で国有地の払下げを受けた森友学園より悪質である。
安倍政権がブッ飛びかねない疑惑を記者クラブメディアがまっとうに報道できるはずがないのだ。
都内の男性は「マスコミが国民の目を塞いでいる」と厳しく指摘した。男性は「安倍政権をひっくり返すチャンスなのに」と残念がる。
安倍首相の地元、下関からの参加者(60代・女性)もいた。上京中に首都圏の友人からきょうの抗議行動を知らされ、国会記者会館前まで駆け付けたという。
地元だけに安倍晋三の性格をよく知る。彼女は「報道しないのは意図的だ」と見る。
「記者の皆さん、当たり前のことです。報道して下さい」。市民の懸命な訴えを柵の向こうの特権階級はどう受け止めているのだろうか。=23日、国会記者会館前 撮影:筆者=
トラメガのマイクを握った女性(千葉在住)は懸命に訴えた ―
「記者の皆さん、報道しなくて恥ずかしくないのですか? 安倍首相の拡声器ですか? プロとしての記事を書いて下さい」と。
参加者たちは国会記者会館と歩道を隔てる鉄柵越しに「記事書いて」「記事載せて」と叫んだ。シュプレヒコールはしばらく続いた。
国会記者会館は道路を挟んで首相官邸の隣にある。記者様たちがひんぱんに行き来するが、気にも留めていない風だ。
鉄柵の向こうにあるのは記者クラブという名の権力だった。
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