言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

今日の東京新聞は格別でした

2012-02-05 12:54:23 | 言いたいことは何だ
今朝の東京新聞の一面トップを見てビックリしました。
「主権在官」打ち破れ
弁護士の日隅一雄氏のインタビューとして掲載されています。
 
昨年3月の事故直後から東電と政府の会見に通い続けて見てきたことは、資料もろくに用意せず、記者の質問を意図的にはぐらかす。
 
情報を隠そうとする姿勢である。
国民主権の理念など全く感じられない。
政治家、特に当時首相補佐官だった細野豪志さんは割りときちんと答えようとしていた。
 
問題は官です。
 
官僚は匿名。
 
だから責任を取らない。
 
彼らに有利な情報しか出さず、常にメディアをコントロールしようとする。
日本の民主主義は上っ面だけ。
 
「主権在民」ではなく、「主権在官」なのです。と日隅一雄氏。
 
今の国民は「官」を疑わない、いや疑うことすらも考えなかった。
 
それがネットメディアにより官僚の面の皮を剥がす仕組みが出来つつある。
携帯の「スマホ」などもただ単にゲームだけのツールではない、正しい情報を取得するツールとして使われ始めたと見て良いのではないか。
 
昔、ある大手のガス会社の人と話したとき、「うちの社でも問題のある事故を起こすことは十分考えられるが、小さな事故は常にマスコミに鼻薬を与えているから、いきなりニュースになることはない」と言っていたが、東電などのハナグスリはガス会社の比ではないはずだ。
 
東京新聞も自分たちの取材から同じことを感じているはずだが、こうして元記者で弁護士という人にインタビューした記事を載せるということで、他の対抗新聞社に難癖を付けられないようにしているように思う。
 
なにせ、東京電力や経団連のトヨタやキャノンなど、また電通が仕切っているはずの海外のブランド品の全面広告などは朝日新聞から東京新聞に替わり見た事が無いし、またそれを見ない分ストレスにもならない。
 
その分ジャーナリズム精神を発揮してくれていることに満足し、新聞はこうでなきゃと読んでいる。
 
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追加:記事本文で読みにくい部分を拡大しました。
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