甘利「甘利明、こんな形で大臣を辞したことは、悔やんでも悔やみきれない。安倍内閣の戦後レジームからの脱却を実践して来た自負があった」
記者「アメリカ主導のTPPは参加することさえ絶対反対と野党時代は言っていたのに、政権を獲ったら突然成長戦略だと言い出した。医療、薬剤、保険、農政、ぜんぶアメリカの言いなりになってどこが戦後レジームからの脱却だ?」
甘利「あまり明らかにはしたくない」
記者「もっと国民に正直に話したらどうだ? アメリカ追従しか日本の生きる道は無いと見誤って、政策を間違えましたと」
甘利「あまりあきらめはよろしくない」
記者「政治家として、口利きの依頼を防ぐ手立てが甘かったとは思わないか?」
甘利「時代劇の悪代官と悪徳商人みたいなことは、現代社会ではありえないと思っていたが、悪代官を自分が演じてしまうとは思わなかった。ジクジクしている」
記者「じくじたるおもいと言うことか?」
甘利「そう取ってもらっていい。なにしろいい人ばかり選んで付き合っていたら選挙にゃ当選できない。小選挙区だから」
記者「それだって自民党が言い出したことだろう?」
甘利「あまりあきらかなことは知らない」
記者「後任に言い残すことは?」
甘利「内閣の経済政策をほとんど担っている大臣という自覚を持ってほしい。ボロッと金目とか言わないことを願っている」
記者「金目で辞任する身として?」
甘利「金目と言っても50万円が2回だ。都知事でさえ5000万円だった。田中角栄は3億円だった」
記者「今回のことで政治家として何を学んだか?」
甘利「小さいスケールでものを考えず、口利きはせめて、億という金で動く政治家になりたい!」
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