小沢裁判 判決は4月 大善エリート裁判長の気になる評判
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判決は日本の裁判所の公正と正義の判断基準となるだろう
日刊ゲンダイ 2012年1月13日 掲載
大善文男も小沢を有罪にしなければ将来の見込みがないから必死なのでしょう。 かりに良心に反して小沢を有罪にしても、マスコミが「立派」「英断」「正義の判決」などと書き立ててくれるから、気楽に「有罪」にすることができます。
しかし、「無罪」にすればマスコミから袋叩きにされることになります。
官僚・役人の敵である、小沢氏を有罪にしたいがために、推認で有罪判決を出すほど、日本の裁判所は、劣化してしまいました。
日本のひどい司法の現場の裏事情が透けて見えてきます。
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判決は日本の裁判所の公正と正義の判断基準となるだろう
日刊ゲンダイ 2012年1月13日 掲載
小沢一郎・元民主党代表(69)をめぐる世紀の「魔女狩り裁判」は、
ヤマ場の被告人質問を終えた。4月に予定されている判決公判で、裁判長はどんな判断を下すのか。
裁判を指揮しているのは大善文男裁判長(51)。早大法学部出身で、裁判官歴26年のベテラン。司法研修所教官、高松高裁事務局長を経て、10年4月から東京地裁刑事11部の部総括判事を務める。
「外見は典型的な『バーコード頭』だが、83年に司法試験に合格した38期の司法官僚の中では、トップクラスのエリート裁判官です。柔和な表情で被告人に話しかけるのが特徴で、将来の最高裁判事は確実とみられています」(司法記者)
13回に及ぶこれまでの裁判では、検察審査会(検察審)が小沢を強制起訴した“決め手”となった捜査報告書が検事の捏造だったことがバレ、事件自体がデッチ上げだった疑いが濃厚になった。「市民感覚」で考えれば「無罪確実」だが、大善裁判長はそんな当たり前の判決を書けるのか。約3300回の裁判を傍聴してきたジャーナリストの今井亮一氏はこう言う。
「大善裁判官はニコニコしていて、まるで安アパートにでも住んでいそうないいオジサンという雰囲気ですが、判決は厳しいものになるでしょう。東京地裁で裁判長を務めるのはエリート中のエリート。よほどのことがない限り、警察や検察の筋書きを追認するのが普通です。つまり、被告人側の主張は執拗に疑い、検察側の主張は信用できる部分を探し出す。そうやって理屈をこねて検察側の筋書きに“お墨付き”を与えるのが一般的です」
実際、裁判官質問では、億単位のカネの管理を秘書に任せていた、とする小沢の姿勢を“疑う”ような発言が繰り返された。
しかし、「疑わしきは被告人の利益」という刑事裁判の大原則が裏切られる結果になれば、日本の司法は死んだも同然だ。まして、小沢事件は、東京地検が「有罪にできない」と不起訴にしたものだ。4月の判決は裁判所が本来の役割である「公正」「正義」を取り戻せるかの判断基準となる。
大善文男も小沢を有罪にしなければ将来の見込みがないから必死なのでしょう。 かりに良心に反して小沢を有罪にしても、マスコミが「立派」「英断」「正義の判決」などと書き立ててくれるから、気楽に「有罪」にすることができます。
しかし、「無罪」にすればマスコミから袋叩きにされることになります。
官僚・役人の敵である、小沢氏を有罪にしたいがために、推認で有罪判決を出すほど、日本の裁判所は、劣化してしまいました。
日本のひどい司法の現場の裏事情が透けて見えてきます。
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