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田史郎から目が離せない『ひるおび!』(by 亀和田武・文藝春秋)

2017-07-24 06:52:01 | 言いたいことは何だ

田中 隆夫 2017.7.23


清水 潔‏ @NOSUKE0607 

そーだったのか!(笑)田が安倍内閣をなりふり構わず弁護するたび、逆に内閣への不信感は募る。田を出せば、視聴者は覚醒して内閣支持率は下落する。

★田史郎から目が離せない『ひるおび!』――亀和田武「テレビ健康診断」7/23(日) 7:00配信 文春オンライン  ©文藝春秋

 田史郎はどうなるのか。支持率が急降下し、しかもその理由が、総理の人格を信頼できないという致命的なものだから、政権の今後は、まあ大体の予測はつく。
 しかし政局がさらに混迷の度合を深めて、政権維持も困難と誰の目にも映ったとき、田史郎は『ひるおび!』のスタジオで、なおも総理とその取り巻きを擁護し続けるのだろうか。それが知りたい。
 ともかく時の権力者におもねり、媚びへつらう。田史郎の印象といえば、これに尽きる。おまけに論旨は不明確だし、滑舌は悪い。華もないのにエバッてる。
 見ていて嫌ァな気分になるから、彼の顔がアップになると、テレビを消す。そんな習慣が変わったのは、加計学園疑惑が過熱してからだ。
 ある日。前川喜平氏の国会参考人招致が話題になった。官房長官が前川氏の人格攻撃をし、招致する必要はないと言い放っていたころだ。
 前川招致の必要性について訊かれた田は「あり得ないですよ」と一言。「スキャンダルを攻撃されたりして、国会が混乱するだけ」。
 驚いた。権力に徹底しておもねるマスコミ人と知ってはいたが、まさか官房長官の発言を、そのままオウム返しで視聴者に投げつけるとは。
 山本地方創生相が、獣医学部を新設する際に「需給について、数量をハッキリさせるのは無理」と発言した件についてコメントを求められた荻原次晴が「普通の会社なら、ちゃんとマーケティングして検討しますけど」と至極、真っ当な感想を述べた。
 すると田史郎は「ただ、これは国が作るわけではなくて。獣医学部を作りたいという人がいて、その認可権をどうするという問題ですから」と詭弁を弄する。
 さすがに呆れたか、伊藤惇夫が「私学助成金が多額に出されるわけですから」国民の問題ですよと指摘すると、黙りこむ田であった。
 権力の露払いに特化したジャーナリスト。その存在に憤りを覚え『ひるおび!』を見るようになった。恐らくTBSには多くの田批判が寄せられているだろう。なのに彼をなぜ降板させないか。
 ひょっとすると。田が安倍内閣をなりふり構わず弁護するたび、逆に内閣への不信感は募る。田を出せば、視聴者は覚醒して内閣支持率は下落する。そんな深謀遠慮が働いて、きょうも田史郎はゴマスリ役を演じることを許されている気がしてきた。
▼『ひるおび!』
TBS 月~金 10:25~13:55
亀和田 武

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