7月23日
杉田水脈のLGBTは正常ではない、支援する必要が無い、その意見が先輩議員に認められた的な言説に関し自民党としてはどういう見解を持っているのだろうか?という事を聞きたいと思い自民党本部に電話して聞いてみた。けっこう面白い結果を得たので報告します。(聞くだけでなく自分の意見も伝えました)
まず身近なところで自民党京都本部。職員しか居ないので党としての見解をお出しする事は出来ないのですが、と受付の方が言いつつ事務局長にお繋ぎします、と。事務局長は個人の私見だが、と前置をされつつ、現在の社会で特定の人を差別するような事があってはならない、多様性は大切である。(出演番組や雑誌論文を見ていないので)はっきりわからないが、杉田議員が仮にそう言っているなら、それは間違いであり本人にも指摘しなければならない(大意)というようなことを仰っていました。市民からの意見も伝えます、とも。非常に丁寧で誠実な対応。
次に東京の自民党本部。こちらも職員しかいないので党としての見解は出せない、というのは同じ。意見を聞く窓口があるようでそちらに繋ぎます、とのこと。その窓口担当者は京都事務局長のように自分の意見を交えてということはほぼ無かったですが、しっかりこちらの意見を聞き、伝えます、と明言され、党の見解を聞くのであれば自民党議員事務所(国会内ということか?)に電話するのが良いのではと提案・番号案内いただき、そちらへ。
電話をとった担当者、これが酷くて概略を伝えるも、はあ〜〜杉田先生が何か?と馬鹿にしたような対応でこちらが話をしようとすると、そういうことはしません!ガチャン
と電話を即切りされた。他に適当な部所が無いものかと再度本部に連絡すると、受付担当者が先程も電話してきましたよね、と急に態度が非常に悪くなっていて笑、意見承り窓口に再度繋げて貰うと1回目とは違う人で、この人もやはり議員事務所へかけろ、と。この時点でたらい回しな雰囲気。
議員事務所に再度かけ嫌な気分になるのはごめんこうむりたいので、今後かけるかは未定。この電話の結果実感したのは地方と中央の温度差は相当あるかもな、というのがまず一つ。地方では地元に密着し、街を良くしたい意識というのはどんな党にもあるのではということ(問題点も対処もより具体化が容易)
そして1番思うのは、政治は他人事ではなく自分事でもあり遥か遠くの事じゃなく、気軽にコミットできるという事。自民党議員事務所への電話は途中で切られて不愉快だったけど、大きなインパクトになったという実感があります。全体的に言えば"楽しかった"。私達は議員を選んだ立場。
議員が杉田水脈みたいにおかしなこと明らかに間違っていることを言ったらら、それおかしいんちゃうん?て言っても良いと思う。攻撃したり叩くんじゃなく、意見を伝える、ということで。それは(個人差はあるだろうけど)楽しいことだと思っていて。電話で話すのが嫌ならメール窓口もあるし。
自分は理論立てて言葉を書いたりするのはどちらかというと苦手で、上手い言い回しも出来ない。でも人と話すのは苦にならないし、描いてる絵がそうなのと同じで具体的な事、実感出来る事が好き。だから機会があればまた電話もするつもり。報告は以上です。ご一読ありがとうございました。
あ、付け加えというか大事なこと、党としての見解は結局(予想通り)聞けなかったんだけど、もう一つ目的である自分の意見を杉田水脈が属している政党に伝えるということは出来ました。その点では非常に有意義な時間だった思います。
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