精武風雲 陳真

昨日は 《 精武風雲・陳真 》 （邦題 《 レジェンド・オブ・フィスト～怒りの鉄拳～ 》 ）を観賞



ド兄さんが出てる事くらいしか知らずに観始めましたが...

あれ...なんだかだんだん雲行きが怪しくなって来たぞ...と思ったら...

アイヤ～ バリバリ反日モノじゃないスか～ コレ...



この映画に出てくる日本軍は本当にイヤな感じに描かれてます

思わず、日本鬼子炸裂だった 《 風語 》 を思い出しました...

そうそう...EXILEのこの人 ↓ も、イヤな感じの日本鬼子その一で出演しています



そんな横暴な日本軍に、仮面の戦士に扮してひとり立ち向かうド兄さん＠陳真（チェン・ジェン）



この出で立ちで、あまりにも超人的にバカ強いド兄さんを見ていたら...

「カッコいい」と言う代わりに思わず失笑してしまいました...

レジスタンス仲間は他にもいるけど、闘うのはド兄さんひとりだけ...って...いくらなんでもムリ～

反日バリバリなだけあって非道の限りを尽くす日本人 ...ちょっと観てるのが辛い...

でも...観ているうちにだんだん 「 大和魂はどこへ行った 大和魂は～ 」 と腹が立ち...



いつしか「テメ～なんかチェン・ジェンにやられてしまえ～ 」 という気持ちになってる私 （複雑）


そして...劇中でド兄さんが喋るカタコトの日本語がなんとも可愛かったです

（フー様の「コニチワ～」を思い出しました（笑））

舒淇（スーチー）も日本語を喋りますが...こっちは何言ってんだかサッパリ...

日本人スパイ 「ヤマグチユミ」 役なのに...

レックリのパロディー 《 越光宝盒 》 の周瑜大都督（笑）こと黄渤さんは

事なかれ主義で怖がりな、チキンの警察官でしたが...



お話もほぼ終盤...って所でようやく男気を見せます（笑）（でもなかなかいい味を出してます）


最後は日本人ボスとのサシでの勝負だったけど



ここまでに部下に散々ボカスカやらせ放題だったので、やっぱり卑怯者の日本鬼子ですワ...

せめて日本サイドのボスが 《 葉問 》 の池内博之みたいだったらよかったのに...


でも...日本鬼子はちょっと（っていうか...敵は西洋人にしてくれよ～ と思っちゃうくらい）イヤだったけど...

お話は面白くて、惹き込まれて観れたし...ド兄さんのアクションは笑っちゃうくらいすごかったし...

私の中では久々のヒットでした


ＰＳ...

この映画...ピーターチャン監督だからなのか？至る所に 《 十月圍城 》 のセットが出てくるので...

「あっ！...ここ楊先生が閻ちゃんに狙撃された階段～」とか...

「この通り...上から人が降ってきたところだ～」とか...余計な事を思い出して

なかなかお話に集中できませんでした（笑）