捜査官Ｘ

という訳で観てきました～ 《 捜査官Ｘ 》 （原題 《 武侠 》 ）

全５２席（全部で５列しかない！）という、今までに行った映画館史上最も小さいシアターでの上映でした

（ちょっとした金持ちの家のホームシアタークラス ）



～あらすじ～

そのあまりにも奇妙な事件は、山奥ののどかな村で起こった
両替商を襲った指名手配中の犯罪者ふたりが、その場に居あわせた平凡な紙職人
リウ・ジンシー（甄子丹 ドニー・イェン）との乱闘中に絶命してしまったのだ...
事件を担当した捜査官Ｘ（Ｘｕ シュウ）（金城武）は、入念な検死や現場検証を重ね
これが偶発的な正当防衛ではなく、ジンシーが意図的に浴びせた一撃によって
凶悪犯たちは致命傷を負わされたのではないかという疑念を抱く...
その道のプロの仕業だとにらんだシュウは
愛妻や子供たちと仲むつまじく暮らすジンシーの本当の素性を探り当てようとする...
はたして温厚で働き者と評判のジンシーは、いったいどのような秘密を隠しもっているのか？
常人離れした知識、直感、想像力を総動員させて難事件解明に挑むシュウは、
いかなる驚愕の真実を暴き出すのか...
やがて両者の危うい緊張関係が極限に達したとき、風雲急を告げる非常事態が村をのみ込んでいくのだった...

（ 《 捜査官Ｘ 》 劇場パンフレットより...）



まだ上映中なので、お話の核心に触れる後半部分は書かないようにしますね... （お楽しみに ）

金城武＠シュウの出で立ちは、帽子に丸ぶちメガネという、ちょっととらえどころのない感じですが...



現場に残された歯やわずかな痕跡...検死した死体に残る目の充血などから導き出す犯人の死に様...

常人離れした構造の？シュウの脳内で繰り広げられる事件当日の再現...

そして...たびたび出てくる血管や赤血球に至るまでの体内のＣＧ...

シュウが現場検証で推理（って言うかもはや妄想？）する姿を見ていたら...

金田一耕助や 《 ガリレオ 》 の湯川教授...そして...

《 スリーピーホロウ 》 のイカボッド・クレーンまで思い出してしまう私...

そしてなにより孔明を思い出してしまうのは...レッドクリフの観過ぎでしょうか？


謎の男ド兄さん＠リウ・ジンシーは、辮髪が伸びたヘアスタイル（笑）



美しい妻と息子と、景色の綺麗なのどかな村で平和に暮らしていたのに...

強盗事件に巻き込まれ...執念深い天才捜査官シュウが現れたために

それまでの村での平和な生活が一変してしまうという...

ジンシーを疑うあまり、しつこくしつこく...しつ～こく付きまとうシュウ...

ジンシーの咄嗟の身体の動きを確かめたいあまり...橋から激流に突き落としたり...

凄腕の持ち主なら躱せるはず...と突然ジンシーに鎌で斬り付けたり......ってオイオイ...やりすぎ...

ついにはジンシーの家に強引に泊まり込み...寝てる所まで忍んで行って

寝ているジンシーの顔をまじまじと見てたり...もうストーカーというか病気？（笑）

そんな変態と紙一重な天才（笑）シュウの推理は正しいのか？...真面目な働き者のジンシーの真の正体は？

後半は怒涛の展開になります 面白いです 時間とお金のある方はぜひ劇場へＧＯ

ちなみに他の出演者は...

シュウの同僚に...《 我的唐朝兄弟 》 以来お久しぶりの姜武（ジャンウー）さん...



そして...恵英紅（クララ・ワイ）姐御がハンパないアクションを魅せてくれます



面白いです 時間とお金の...（以下省略）（笑）



ＰＳ...

何も知らない友達を半強制的に付き合わせちゃったけど...

血が出るシーンが怖かったらしく 「血が生々しくて目をつぶってた」 そうです...

も...申し訳ない 私はすっかり慣れちゃって全然平気なもんで...

という訳で、血が苦手な方はちょっとご注意を... （ＰＧ１２指定）