花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

FATAL CONTACT/黒拳

2014年04月03日 | 呉京
(邦題 《 拳陣 FATAL CONTACT 》 )



~あらすじ~

京劇の公演で、中国大陸から香港にやってきた劇団員の高崗(ゴウ・コン)(呉京)
武術チャンピオンでもある彼に目をつけた裏組織の男たちは
不法な闇ボクシングの世界に引きずり込もうと企てる
はじめは誘いを断っていたコンだが
劇団同僚の小田(シウ・ティン)(楊愛瑾)にそそのかされ、試合に出場することに
次々と強敵を倒し、闇ボクシングの世界でのしあがっていくコン
やがて彼の背後では、多額の金が動くようになっていった
ティンに想いを寄せるコンは、ただただ彼女の喜ぶ顔が見たいがために戦い続けるのだが
衝撃の結末がコンを待ち受ける...


呉京(ウー・ジン)、鄭中基(ロナルド・チェン)、楊愛瑾(ミキ・ユー)、張兆輝(エディー・チョン)
安志杰(アンディ・オン)、 盧惠光(ロー・ワイコン)、林雪(ラム・シュ)、 洪天明(ティミー・ハン)

等々...なかなか出演者も豪華です


実は 《 黒拳 》 香港版のスペシャルBOXを持ってるんだけど

なんだか観終わって落ち込みそうな内容だと聞いて、なかなか観る気分になれず...

一度も観ないままでいたら、まさかの日本版が出てしまいました


京劇でものすごくキレっキレの演舞を披露する呉京哥...やっぱホンモノは動きがスゴイです  



楽屋でのお着替えシーンは迷へのサービスでしょうか?

京哥はホントに上半身脱いでるシーン多いよな~...タムタムももっと脱いで欲しいよな~

(あ...どさくさに紛れてつい...心の声が(爆))



楽屋に闇ボクシングのスカウトに来た黒社会の人たちは、張兆輝さんだったり林雪さんだったり...

黒社会モノには欠かせないいつもの人たち(笑)



しかし、この呉京@ゴウ・コンって...

中国武術大会のチャンピオンで 「ジェット・リーみたいになるまで頑張るんだ~」 って...

まるでご本人のお話みたいなんですけど(笑)



同じ劇団のシウ・ティンの薦めで、とうとう闇ボクシングに手を染めるゴウ・コン...

このシウ・ティンってオナゴ...気のあるようなフリしてゴウ・コンを危険な世界へ入れるし

ゴウ・コンと入ったお店では、割引券が使えないって言われて散々ごねるし

友達のオナゴにも変な愛人指南みたいな入れ知恵してるし...なんだかヤな女



傷だらけのゴウ・コンの治療で隊長@鄭中基が「血を吸いださないと」って言った時も

「キモチワルイ」 って言ったシウ・ティン...ホントにこの女なんてヤツだよ

それなのにゴウ・コンったら 「こんなに優しい人は初めてだ」 って...人がいいにも程がある~


やっぱり呉京哥だから動きがホンモノで、アクションは本当に素晴らしかった

ワイヤーだけど、空中回し蹴りや空中三段蹴りはキレっキレだったし

安志杰VS呉京は、軽量の呉京VS重厚な安志杰って感じで見応えがあったし



释行宇(当時)VS呉京は 《 新・少林寺 》 で師兄が師弟に稽古つけてるみたいだったし(笑)

隊長@鄭中基がゴウ・コンを特訓するシーンでは、ちょっとクスッと笑える所もあったけど...



でも、純粋だったゴウ・コンが、だんだん闇の世界へ落ちて行く...みたいな展開は

やっぱり観ていて気分が落ち込みました

そして、途中でシウ・ティンの悲しい過去が明らかになって、お金にガメツイ理由もわかったけど...

ゴウ・コンを裏切ってた事で、自責の念に堪えかねて哀しい最期を迎えたけど...

それでも、ゴウ・コンがこんな運命をたどる事になったのはこの女のせいだから...

最後まで、どうしてもこの女だけは好きになれませんでした


しかし...デニス・ローの映画っていつもこうだよな...

観終わった後の落ち込み感がハンパない... (思えば 《 奪帥 》 も同じだった...)

今まで観なかったのは正解だったかも...と思えるくらい何の救いも無いエンディング

一体この映画を観て何を感じろって言うのか...ハァ...

観終わってしばらく落ち込みを引きずりました...

なので、これから面白くて元気が出るヤツを観て、気分を変えま~す (笑)


ストーリーはアレだけど...呉京哥のアクションがカッコいいので予告編貼っておきます

コメント (4)
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