花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

血滴子

2014年09月05日 | 映画
《 血滴子 》 (邦題 《 フライング・ギロチン 》)



~あらすじ~

清朝時代、第5代皇帝雍正帝(アンドリュー・ラウ)は
宮中の反乱分子を退けるため、ひそかに暗殺部隊「血滴子」を結成する
部隊を率いる総領官(王羽 ジミー・ウォング)は隊員の冷(阮經天 イーサン・ルアン)たちに
清朝打倒をたくらむ革命闘士の長である天狼(黄曉明 ホァン・シャオミン)の暗殺を指示
だが、激しい抵抗に遭い、仲間の穆森(李宇春 リー・ユーチュン)が捕まってしまう


DVDで映画を観るのは久しぶりなんだけど...

実はコレ、観てから感想を書けずにいる間にずいぶん時間が経っちゃって

やや記憶が曖昧になっちゃったので、全部忘れちゃう前にとりあえず急いでアップします(笑)


血滴子たちは、朝廷に命をささげて散々尽くしてきたのに...

鉄砲という武器が入ってきたら、時代遅れの汚点として葬り去ろうとするって...

やっぱり清朝モノって(っていうか古装モノって)朝廷が悪に描かれてるんですね

仲間を牛引き、銃殺、集団リンチ等々残酷な処刑で次々と殺されて

挙句、朝廷の犬と成り下がった海都に銃で撃たれて瀕死の重傷を負った冷は



天狼(黄曉明 ホァン・シャオミン)に救われ、みんなが平等に暮らしてる平和な村を見て

朝廷の為に命を捧げてきたことの愚かさに気付くという...



最初は(構造はサッパリ解らなかったけど)この武器(武器の名前も血滴子)を駆使して



敵を容赦無くやっつける血滴子は、血も涙もない殺戮集団かと思ったのに

実は血も涙もある普通の人で(笑)

むしろ兄弟同然に育った仲間を思いやる心を持った若者たちで...

そして、皇帝直属の正義の血滴子軍団が、天下の大悪党 天狼をやっつけるお話かと思ったら

全然そうじゃなかったという...

もっと奇想天外なお話かと思ったのに、観終わってみたらとっても切ないお話で

いい意味で裏切られました


今までいくつか黄曉明の出てる映画を観てきたけど...

コレを観て初めて 「お! 黄曉明カッコいいじゃん」 って思いました

(迷の方ごめんなさ~い...いい男なのは知ってるんだけど、あんまりそういう目で見てこなかったんで)



私...ワイルド系な造型の方が好きなんだワ...きっと...

そして、余文楽が子供に辮髪を斬られるシーンでは、思わずあのシーンが浮かびました(笑)



この映画で海都の辮髪を斬ったのは命知らずな天然痘の子供でした...

案の定、相手が子供と言えどもきっちりカタをつけたようですが...




辮髪を斬られた人はどこか似た表情をするようです(笑)


PS...もう返却しちゃったので確認できないんだけど...

最初に出てきた皇帝の所に “アンドリュー・ラウ” って書いてあったんだけど

もしかして監督だったのかな?出るの好きな人だからそうだったのかな~?

(後から気付いて気になってる人(笑))
コメント (4)
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