《 激戦 》 (邦題 《 激戦 ハート・オブ・ファイト 》)
~あらすじ~
2度香港ボクシング王者として君臨したものの
八百長に関わって全てをなくしたファイ(張家輝 ニック・チョン)
借金取りから逃れるためマカオに来た彼は友人のジムで雑用係として働くことに
ある日、チー(彭于晏 エディ・ポン)という青年が
賞金欲しさに総合格闘技大会での優勝を目指してジムへやって来る
チーは富豪の息子であったが父の会社が倒産
酒に溺れる彼を抱えながら日雇い労働者として生計を立てていた
ファイがボクシングの王者だったことを知ったチーは彼にコーチを頼み、大会へと臨むが...
(シネマトゥデイより)
《 激戦 》 というタイトルと海報を見て、ボクシングのスポ魂映画かと思ってました
確かに、本格的なトレーニングを積んだというファイトシーンや
張家輝と彭于晏の6パックに鍛え上げられた肉体は素晴らしかったし
試合に向けて厳しいトレーニングを積むシーンに時間をたっぷり掛けていて
ロッキーを思い起こさせるスポ魂映画らしい所もたくさんあったけど...
でも、フェイ(張家輝)が、間借りした家の家主で、精神を病んでるクワン(梅婷 メイ・ティン)と
その娘シウタン(李馨巧 クリスタル・リー)と暮らしてるうちに
だんだん2人との距離が近づいて行く過程が、心がほっこりしてとってもよかったな...
外より雨が降ってる部屋ってスゲ~な(笑)
これを3人で修理して天井に空の絵をかくところは可愛いかった
三匹の子豚のお話(アレンジあり)でオオカミになったファイも可愛いかった(笑)
少しづつ距離が縮まって、いつしかかりそめの親子みたいになってたけど...
それはやっぱりお母ちゃんが綺麗だったからだよな~...(とか言っちゃ元も子もないってか(笑))
それから、トレーニング中のフェイとチーがじゃれ合う所も可愛かった
見つめ合った2人が...
だんだん近づいて...
チュ~(笑)
の後吹き出してたのはマジだったよね(笑)
あ、そうそう...また姜皓文(フィリップ・キョン)兄さんが出てました(この時はまだちょっとポチャ(笑))
そしてチャラい感じの茶髪鬼丸(安木杰)は、クソ強い対戦相手だったから...
てっきり鬼丸にやられて首ポッキリで、一生歩けない体になっちゃったんだ...
って思ってたら、普通に治っててビックリしたりして(笑)
それから、シウタン役の李馨巧(クリスタル・リー)は可愛かったな~
なかなかの名子役で、けな気な演技に何回も泣かされちゃったけど...
劇中に何度もかかった 『 サウンド・オブ・サイレンス 』 の相乗効果もあったのかな?
エンドロールで幸せそうな3人を見てまた泣いちゃったりして...
なんて言うか...最近こういうのに弱いんだよな~
次の日まぶた腫れまくりでも~大変~
こんなに泣けるヤツだって知ってたら出掛ける前の日には観なかったのに~