花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

鍾馗伝説 其之三十二(後編)

2018年04月12日 | 譚耀文


《 鍾馗伝説 》 第32集(後編)


船と馬車で遠路はるばる旅をして、やっと故郷の家に戻って来たら家が燃えていて

集まった近所の人からは 「夫を死に追いやった報いだ」 と罵られ、呆然とする金湘雪



この放火...手下どもでは埒が明かないと、自ら手を下した公主の仕業らしい

それを知って 「なんて悪辣な女なんだ」 と怒り心頭の三弟と

「公主はそこまで悪い人じゃない、きっと驢頭魔に洗脳されたんだ」 と庇う二弟はケンカになってしまう...



三弟は、村人に冷たくされ住む家も無くなった金湘雪に同情して、家を作ってあげようと孤軍奮闘

一方、村人たちが、金湘雪と子供たちと三弟に村から出て行ってもらおうと相談してる所に

1人のオバちゃんが駆け込んできて 「鏡の中にロバが映ってる」 と大騒ぎ

そして、鏡を調べていた族長の中に入り込むロバちゃん



ロバちゃんが乗っ取った族長は、急に強硬派になり 「金湘雪は夫を断頭台に送った悪辣極まりない女だ!

絶対村から追い出してやる!追い出す理由がないなら作ればいい!」 と何やら村人に悪知恵を伝授



そして、親切を装って三弟を誘い出した村人は、寄ってたかって三弟をボッコボコにし

金湘雪に 「家造りを手伝ってた男が狼に襲われた、すぐ来てくれ」 と言って三弟の所に向かわせ

ボコられて動けない三弟を見て金湘雪が心配してる所に踏み込んできた村人たちは

「やっぱり2人は情を通じていた!2人を捕えろ!」 と捕らえられてしまう金湘雪と三弟



ロバちゃんin族長は 「金湘雪は夫を死に追いやったばかりでなく、淫らにも男と通じていた

この村の規則では、淫婦は杭に縛って河に沈める事になっている」 と言い

お互いに自分を犠牲にして庇い合う金湘雪と三弟...

でも、三弟の三寸の舌を尽くした説得に心を動かされた村人は、1人また1人と出て行ってしまい

焦ったロバちゃんは族長から出てきて(笑)「私が命じた事を忘れたのか?」 と言うと

ハッとした族長は三弟に 「関係を認めるなら彼女を解放してやる」 と言い



金湘雪に刃物を持たせると 「潔白だと言うなら自分の手で彼を殺せ」 と迫る族長

三弟は 「それで金湘雪が解放されるなら」...と、全てを認めて殺される覚悟を決め

それを固唾を飲んでワクワク見守るロバちゃん(笑)...ワルだけど可愛い



金湘雪は 「彼は恩人だから殺せない!代わりに私が死にます!」 と自殺しようとして、それを止めた族長は

めんどくさくなったロバちゃんに 「もういいオマエが死ね」 と言われ、自分を刺して死んでしまい



「私が村に戻らなければ族長が死ぬことも無かった」 と自分を責める金湘雪...

ロバちゃん...なかなか非情な事をするんだけど、なんだか子供がイタズラをしてるみたいで

コロコロ変わる表情が可愛らしいので、全然ワルには見えません

《 鍾馗伝説 》...タムさまの出て来る 『 除魔無情斬 』 編はたった6集なので、次集はもうラス前です(笑)

どうしよう...まだ次に観るモノが決まってな~い

コメント
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