花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

超級保鏢

2018年04月13日 | 映画


《 超級保鏢 》 (邦題 《 超級護衛 スーパー・ボディーガード 》)



~あらすじ~

代々受け継がれてきた武道「鉄足拳」継承者のウー・リン(岳松)
師匠が亡くなり都会に出てきた彼は、兄弟子ジャン・リー(釋延能)と再会する
ジャンは巨大闇組織の幹部となっていた
ほどなく、ウーは街の有力者の娘フェイフェイのボディガードにスカウトされ、彼女と恋に落ちる
ある日フェイフェイが何者かに誘拐されてしまい、その犯人がジャンの手下だと判明し困惑するウー
かつての兄弟が対峙した時、悲劇が起こる。その裏には恐ろしい陰謀がうごめいていた...


この映画...よく分からないままシンユー(釋延能(行宇))さん目当てで観ましたが...

シンユーさんがとっても濃くて、インパクト大だったのに比べて



主役の岳松(ユエ・ソン)さんが...その...なんか色々と薄いんです...



鉄足拳のスゴイ使い手で、出で立ちは革ジャンにダサいロン毛で、昔の虎舞竜のような感じ...

片足25kgの鉄靴を履いてるって設定だけど、そこはかとなく漂うシークレットシューズ臭...



このユエ・ソンさん...あちらではブルース・リーの再来と言われてるそうで(全然知らなかったよ...對不起~

実際、アクションは本格的ないい動きをしてるんだけど...なんだろう...この物足りなさは...

ボディーガードをしてるうちに、いい感じになってしまうヒロインも美人じゃないし...



目立つ格好をしてるのにインパクトの薄い主役と、美人じゃないヒロインか...う~ん...

最後は鉄靴を脱いで、100人くらいいる敵を相手に、サンジくんばりの脚技を見せるシーンがあって




ワイヤーとは言え、ものすごく動けるんだけど...う~ん...やっぱり何かが足りない...

幹部クラスの女と斧ヤロ~とデカいヤツ ↓ は意外とあっけなくやっつけちゃって...



兄弟子だったシンユーさんとの義兄弟対決はなかなか見応えがありました



でも...いくら鍛え上げた肉体をしていても、いくらアクションが本格的でも

スクリーンに映った時に映える、主人公に惹かれる、っていうのとはまた別モノなんだな~

後から調べたら、この映画...ユエ・ソンさんが監督・主演で、ユエ・ソンさんの会社が撮った映画でした

そっか...だからこんなに俺様映画だったんだ...

観てる時に、どこか呉京哥が初監督・主演の映画 《 狼牙 》 っぽいな~って思ってたけど

幹部クラスのデカい男も 《 狼牙 》 に出てたし、オナゴを救出するために100人 VS 1人で戦うってのも同じ

そして、監督・主演が同じ人でアクションが出来るってのも一緒...だから同じ匂いがしたんだな...

エンドロールでは、ジャッキー映画のようにNGシーンやメイキングが流れたけど

アクションシーンはワイヤーアリだったけど全てガチで、流血、ケガ人続出でした

う~ん...あんなにみんな身体張ってたのにな~...アクションは見応えがあったんだけどな~

ユエ・ソンさんがな~...(← まだ言ってる(笑))
コメント
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