花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

ポリス・ストーリー/REBORN

2018年12月01日 | 映画


《 ポリス・ストーリー/REBORN 》 (原題 《 机器之血 》 )



~あらすじ~

国際捜査官リン・トン(ジャッキー・チェン)は危篤に陥った幼い娘を病院に残したまま
本来、自分の任務ではなかった証人警護作戦に急遽駆り出されるが
ある陰謀に巻き込まれ、瀕死の重傷を負ってしまう...
それから13年。過去の事件を元ネタにした小説『ブリーディング・スチール』の出版をきっかけに
黒ずくめの犯罪組織を率いるアンドレ(カラン・マルヴェイ)や
謎のハッカー・リスン(ショウ・ルオ)ら事件に関わった者たちが次々と姿を現わし動き出す
一方、正体を隠して暮らしていたリンも、事件の鍵を握る最愛の娘ナンシー(オーヤン・ナナ)
を守るため再び立ち上がる...

やっと周りに迷惑を掛けないくらいに咳が治まって来たので、昨日観に行ってきました

しかし...感動した映画はみんなにお勧めしたいからレビューもサクサク書けるのに...

こんなにグズグズと筆が重いのは、やっぱりイマイチだったからでしょうか...


予告編を見て 「ジャッキー完・全・復・活!」 の文字に惹かれて楽しみに観に行きましたが...

これは全く 《 ポリス・ストーリー 》 じゃありませんでした... 

確かにエンディングの、恒例NGシーンではポリスストーリーのテーマが流れてたけど...

原題は 《 机器之血 》 (機械の血)で、内容も人工心臓、人工血液に絡む陰謀や復讐がメインだから

そっち方面のタイトルか、ジャッキーと娘の親子愛を蓮想させるタイトルにした方が良かったのに...

完全に 「ジャッキー」、「ポリスストーリ」 という名前で釣る汚ったね~やり方ですワ

これから観に行かれる方は、全く別のジャッキー映画だと思って観に行った方がいいと思います

(以下ネタバレありご注意を...)


でも、若い頃よりは動きも遅いし、激しいアクションはちょっと辛そうだったけど...

ジャッキーは身体張ってアクション頑張ってたし、ちゃんとジャッキーらしいコミカルさもあったし



密かに娘を想う良きパパなジャッキーにもホロリとさせられたし...



序盤の、雨の中の激しい戦いや爆破シーン、オペラハウスでのアクションも見応えがありました

でも、本当はこんな若々しいジャッキーよりも...



こっちの方が実年齢(64歳)のジャッキーに近いんだろうな~ (とNGシーン見てて思いました)



あと、タコ兄こと羅志祥(ショウ・ルオ)が謎のハッカーで出てましたが...やっぱりお笑い担当でした(笑)



序盤では、コールガールに扮したタコ兄の女装も見られます



そして、ジャッキーの部下のオナゴ(エリカ・シアホウ)のアクションがすんごくキレッキレでした




ガッカリだったのは、生化学兵器の実験体にされたアンドレとか言う白い人と...



そして、アンドレの手下のクッソ強い女や、その配下のコスプレ感が引くレベルで...



その辺で、SF的な近未来感を出そうとした結果、却って安っぽくなってしまったのが原因でしょうね...

そして、いつものようにエンディングのNGシーンはとっても良かったんだけど...

ジャッキーが 「続編も作ろうぜ!」 みたいな事を言ってたのが気になります...

ジャッキー様...続編を作るなら、あのSF的な安っぽいCGはどうかご勘弁を...

コメント
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