何年か前に見た時と、注目する場所が違うのが おもしろい。
宅急便では、ど~の。 宅配便では、ど~の。
タイトルでひともめした映画だったと思う。
確か・・宅急便というのは、 クロネコの個称だったと思う。
宅配便とか、**急便とか・・。 商標がそのまま、商品類の総称になる場合が多い。
例えば ほっかいろ。 パンパース?
本来、正式名称があるに関わらず 世間に流布した商品名がそのまま、 商品類の代名詞?になる。
まあ、宮崎氏の作品中の小物?は 作品に程よいアクセントを与えてる。
例えば、 魔女の宅急便ならば、クロネコと映画中の黒猫とが、微妙にかさなってくる。
ほたるの墓では、 商標として・・。
母親への回想シーンだったろうか? 「カルピスいれたよ。のみにおいで」 ってのがある。
カルピスってのは、この頃からあるものなのか? って、妙に時代考証気味になる。
もちろん、それは、ほんのわずか。
もっとも、ほたるの墓内でおおきな存在感をかもしだすのが、 佐久間・・・? サクマのドロップ。
これは、今もマーケットなどで、みかける。
戦争当時・・・以前? かれこれ・・・70年前に生まれた商品。
この小道具の使い方が上手い。
ま、それはおいといて・・・。
今回、着目した 魔女の宅急便の中のセリフ。
「描けないときはどうすればいい」
「かかない。かかずにいたら、 そのうち、無性にかきたくなる」
それまで、自分をほったらかしておく。
このセリフをはなった 彼女を「若い」と、思うようになった。
たとえば、3年。5年。10年
ここまで、かかずにいたとしても、 彼女の中では、充電期間でしかない。
だが、憂生は焦るな。
ここ3年。 にこぺちゃんに笑われたけど 妙に老成する自分がいる。
この変化が怖い。
やけに作品がうすっぺらに感じてしかたがない昨今。
なおさら、かかずにいる自分に焦燥をかんずるのみである。
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