憂生’s/白蛇

あれやこれやと・・・

書き手である自分にとって、「小説」とは、なんだ?

2022-09-21 16:04:01 | 創作談義

を、読み直していた。

小説・・と、呼べるものではない。

が、小説にしたてたいと、

(小説と呼ぶのは、おこがましいので、物語・作品と呼ぶのが常だが)

設定を換えた。

著作者本人の立場を ー奧さん(私)ー

オーナー(事業のオーナー)を、夫にして、

実際にあった事から、

気が付いたこと

それにより、血だまりの主が、成仏??できた。

と、いう

普通に読んだら、 単なるオカルト?ホラーっぽい話なのだけど・・・

 

読み直して、思う。

小説には、なってない。

と。

 

人、それぞれ、「小説」という物に対して

どう定義しているかは、判らないので

人によっては、「小説」と、受け止めてくれているかもしれない。

小説も ジャンルが広い。

娯楽小説 恋愛小説 冒険小説 推理小説 歴史小説・・・

その他・・いっぱい、あるので、

無理やり? ???小説と、よぶことは出来るかもしれない。

 

問題に成るのは、

自分自身が、「小説」を、どう定義しているか。

と、いうことで、

先に書いたように

(小説と呼ぶのは、おこがましいので、物語・作品と呼ぶのが常だが)

と、いうことを、裏返せば

「小説」の定義を、はっきり認識していないが

自分の作品は その定義に、あてはまっていない。

当てはまっていても、ほんの1部分ではないか?

それでは、全体を通したら やはり、「小説」に当てはまらない。

と、消極的な「定義」は持っている。

そこで、

改めて

素直に

「小説」をググってみる。

 

定義

小説は作者が自由な方法とスタイルで、人間や社会を描く様式。フィクションは、散文で作成された虚構物語として定義される。ノベルロバート・モリソンの「英華字典」(1822年刊)でnovelの見出しで「A small tale」と載り、その後、坪内逍遥が西洋の文学形態の変遷を踏まえ、「小説神髄」でnovelの訳語とした。その後、坪内逍遥に影響された二葉亭四迷が著した小説総論リアリズムが主張された。

 

小説か物語か

小説という言葉は、君主国家政治に対する志を書いた大説や、君主の命などを受けて編纂された国史に分類される伝統的な物語説話に対して、個人が持つ哲学概念や人生観などの主張を、一般大衆に、より具体的に分かりやすく表現して示す、小編の言説という意味を持たされて、坪内逍遙らによって作られて定着していったものとも言われている。

以前は、小説と物語の間には明確な区分があるとされてきた。 すなわち、“話の展開に内容から導かれる必然性があるもの”が小説であり、“内容とはかかわりなく偶然のつながりによって話を進めてゆく”のが物語という見方である。 言い換えると小説は「虚構の連続性と因果律のある話の構造」を持たねばならないことが条件とされた。

さらに発展して「話の展開と主人公の具体的な性格に必然的な関わりがあるのが小説。そうでないのが物語」とも言われた。 19世紀以降に小説の主題概念が強くなるために「小説」は主題、主人公の造形、話の展開の結びつきが密接であることを要求されてきた。

ただしこのような観念は、20世紀に入って『贋金造り』(アンドレ・ジッド)のような小説が登場するに至って、崩壊したといえよう。反小説なる小説まで登場した現代では、もはや何を以て小説とするかは一概に決めることはできない。

このように近代文学観の呪縛から離れてみれば、古代日本文学の『源氏物語』(紫式部)は、近代の心理小説に匹敵する描写がみられることが指摘されているし、古代ギリシャ文学の『ダフニスとクロエ』(ロンゴス)なども、「小説」的要素を持った最古の例のひとつといえよう。

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以前も、どこかで 小説は小さく説く と、かいた。

これは、全部がそうではないが

小説になっている物がある。

 

だが、物語とか、作品と呼ぶ。

 

上のウィキから引っ張ってきた「定義」「観念」とは

また違う。

 

しいていえば、

きちんと、推敲していない。

一発書きで終わっている。

つまり?

ダイヤモンドの指輪を作ったとして

そのダイヤモンドは原石のまま

場合によっては、削らなきゃいけないでっぱりやら

傷があるし

磨いてないし、カットもしていない。

これを、「指輪を作った」と、いえるだろうか?

きちんと、「磨きをかけカットした」完成品をして

指輪というんじゃなかろうか?

 

もしかして、

そういう

完成されたものじゃない

ものを、おかまいなしに、

世間に、放りだしている、と、いう

引け目?申し訳なさ?が

ー小説とは、呼べないー

と、自覚させるのかもしれない。


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