奈良のぼんぼん

走って人生方向転換!?

登山部2010!(Day 2)

2010年08月11日 22時53分10秒 | 登山
4:30起床。



今回、大きい写真使いまくり。PCの設定によっては表示しきれないかも。
みなさんも早起きしてご来光を眺めに。


日の出を観ることはできなかったけど、やっぱり富士山は美しい。




夜が明けたら部屋に戻って準備をして、朝ご飯。


おいしく頂きました。
ランプロス登山部は早立ちのつもりがちょっと遅れ。

今日は青年小屋~権現~三ツ頭~観音平です。


まずは登り。少し行くとノロシバという小ピーク。
ここで超贅沢な景色に遭遇してしまう。

まずは富士山。誰でも知ってる日本最高峰ね。


そして北岳。南アルプスの主峰で日本で2番目の高峰。編笠山の向こうに。


最後は奥穂高岳。北アルプスにあり、日本で3番目の高峰。槍が岳も見えてる。



実際には中央アルプスも、御嶽山も見えてたんだけど、写真が行方不明。



さて、ここから先は、「岩」。


こんな場所も通ります。



「難所」って程ではないにせよ、慎重さが求められます。

ランプロス登山部のメンバーも通過。余裕見せて写真に、大丈夫?  「岩」と「クサリ」が続きます。


昨日登った編笠山が低く見える~。


バックには南アルプス!慎重に!落ち着いて。

東ギボシの直下をトラバース。
(トラバーじゃないよ、○○○○ちゃん!そして部長の時計はプロトレックスじゃないし、防水透湿素材はゴアテックでもないよ!プロトレックとゴアテックスね!)


「クサリ場はねぇ~、まず私が行くから見てるんだよ!」


「ハイ、そこ、右足、気をつけて!」愛の指導。


で、稜線に出て少し戻ると、東ギボシのピークに立てます。

風が強くてちょっぴり怖かったけど。


そして反対側には、権現小屋の向こうに、目指す権現岳が迫る~。



八ヶ岳の主峰、赤岳も~。いつかは登ろう!



そして少し歩くと権現小屋に到着。
向こうには権現から赤岳に向かう有名なハシゴを下りる登山者たち。



権現岳へはもうひと頑張り。少し進むと到着。


山頂が狭くて一人ずつ自分のカメラをメンバーに託して撮影。


今回の2座目!権現岳2718mに登頂!



実のところ、narabonは登山部の言いだしっぺで部長。
今回の山行のリーダーってことになってる。
小学生の頃には父親に連れられて山小屋泊でいろいろな山に登ったりした。
そして「山と渓谷」は常に家に最新号が届き愛読していた。
でもまあ、大人になってからはほとんど山に登らず、
多少の知識はあるけど山ヤですとは言えませんよ、まったく。

で、ルート選定については地図とガイドブックに首っ引きで、
ヤマケイアルペンガイドはソートー熟読した。

この西・東ギボシから権現に至る岩場やクサリ場については、
かなり迷った末にルートに入れることにした。

みんなで「プチ難所」って呼んだけど、
通過するのにフツーに三点支持すれば良く、特別な技術は必要ない。
だけど、一歩間違ってバランス崩せば真っ逆さまもあり得る。
なので実際に通過するまでものすごく心配していた。
いちおうリーダーなんで。

でもそれは杞憂だった。
登山部のメンバーたちは部長も含め長年の登山経験も無く、
フルマラソン以上を走る体力はあるけど登山技術は全員初心者。
なんだけど、危険な個所はみんなで声掛け合って、
集中して安全に通過することができた。

でもまあ、甘く見てはいけない。
難度的に大したことなくても悪天候になったときに
エスケープする場所があるかとかいろいろな条件を考えなくてはならない。
天候を読む力がなければ本当の難所になったりもする。
これからも調子に乗らず今回の「プチ難所」くらいが
当面、自分たちに許されると思って計画しましょう。



えーっと、ここからは三ツ頭を経由して下山。

みんなの達成感!



最後のクサリ場も気を抜かずに。でもちょっとサマになってきたかも。


道端には可憐な花が、


三ツ頭では山小屋で作ってもらったおにぎりを。


でも、ガスってきたんで展望はほとんどナス。

そして、ここからは単調な下りが続き写真もナス。

なんだか、下っちゃうのもったいないねって話しながら下った。


しかし、昨日の登りでみた「ツキノワグマ注意」の看板が忘れられず、ひたすら4人でしゃべり続けた。


最後は八ヶ岳横断歩道に出て観音平に戻る。タクシーを呼んで待つ。
ちなみに八ヶ岳横断歩道って走っても良さそうでしたよ!


で、15分ほどでタクシー到着、小淵沢駅までお願いします。

あー、ついに登山も終わり。


駅に到着したら、まずは。



で、これでしょ!


何回やってんだオレ達、って感じですが。




とにかく、スタートでちょっとハプニングあったものの、
コースも天気も景色も山小屋も食事もプチ難所も出会った人たちも何もかもサイコーでした。

そして、登山部ではいつも書くけど、何よりもメンバーがホントにサイコー!
常にネタを提供してくれてみんなを元気づけてくれるKIKUちゃん!
ペースを乱さず、でも強くて、けど面白いことも好きで、飲んでも強いWANちゃん!
そして常に最後尾を歩いてメンバーに気を配りサポートしてくれたロッキー!

ホントにホントにみんなありがとう!
秋の日帰り登山部と晩秋の鍋登山は開催決定!企画するんでよろしく!



などなど、ちょっと感傷的になったnarabonですが、
登山部2010も終わりに近づき、KIKUちゃんは小淵沢から東京に向かうあずさ号に。
そして残り3人組は、飲むためだけに反対向きの電車に乗った。



-完-    でも、つづく。

登山部2010!(Day 1)

2010年08月11日 00時03分38秒 | 登山
2010年8月7日、待ちに待ったこの日。
ランプロス登山部の夏山2010。

まずは駅でメンバー集合!


今回の参加者は、ロッキー、WANちゃん、KIKUちゃんとnarabonの4人。
いちおうnarabonは部長なんで今回のリーダー役です。

で、途中から乗ってくる「予定」のKIKUちゃん以外の3人であずさ3号に乗車。


船橋駅は定刻に出発したんだけど、架線に木が倒れかかったとかであずさ3号は遅れて小淵沢駅に到着。


そしてその混乱の中、幾多のハプニングを乗り越えてKIKUちゃんも3人より1時間ちょい遅れて小淵沢へ。
結局駅からタクシーに乗れたのは予定より2時間遅れでした。
でも、本日の行動時間は短めに設定していたんで、こんな事態を予想していた訳じゃないけど、
幸い問題はないと判断して登山計画は変更せずにスタート。
ま、詳細は別の機会にするとして、KIKUちゃん、朝から笑わせてもらいました!

さて、天気は申し分なし。暑い。
まずは出発の写真を撮る女子部員達。


観音平登山口はこちらです。


ルートはこんな感じ。

まだまだ高原ハイキングな感じで余裕のスタート。
この後、勾配は徐々にきつくなり少々息も切れます。
時間に余裕はあるので、ゆっくり登る。

ほどなく雲海に到着。


まだまだ元気いっぱいなり。
スタートが遅かったんでここでお弁当タイム。

しばらく進むと登山道の様子も岩が増えて登るのにヨッコラショ状態に。


少し周りの木も小さくなってきました。
そして押出川に到着。


休憩もとりながら進みます。


今回はネタが豊富で笑いが絶えない登山部員。
でも一生懸命登ります。

と、突然、樹間から見えた!日本一高い山。


あっちに登ってる人たちも天気には恵まれただろうな。
富士登山部2008富士登山部2009を思い出す。
今回のメンバーもどちらかには参加している。
その富士登山でいろいろ買い揃えたりしたし、
せっかくだから「登山部やろうぜ」ってことでまずは夏山。

しばし、富士山を眺めた後でハシゴ場を越えると、

ランプロス登山部を励ましてくれる看板が。

そして、ついに森林限界を突破。


もうみんなで写真撮りまくり。
左の富士山はバッチリ。正面の南アルプスは残念ながら雲がかかってる。


でも、このパノラマにみんな大感動!
もう山頂はすぐそこなのにしばらく動けず・・・



で、気を取り直してちょっと登ると山頂に。



今回登る山はこの編笠山と権現岳、まずは1座目2524m登頂成功!


山頂にいて写真を撮ってくださった大先輩方も楽しい方たちでした。
ありがとうございます。

ここまでくれば、本日の行動予定では山小屋まで約20分、下るのみ。
心おきなく写真を撮りまくり、南八ヶ岳の峰々が良く見え見えなうでした。。



さ、そろそろ行きますか、今日の山小屋は青年小屋。
たまたまロッキーがヤマケイJOYの特集記事を持ってて、
青年小屋が大きく取り上げられてました。
それを読むと山小屋の玄関には赤提灯があるらしい。
電車内でメンバーの意気は大いに上がった?

下り始めると今日お世話になる山小屋が見え、
その向こうには明日登る西・東ギボシから権現岳が良く見えてて、
小屋から上がっていくトレイルも見える。


標高も高いから太陽が低くなり、影も伸びる。


岩の上をポンポン飛んで下って行くと小屋に到着。
と、後ろを振り返ると岩を1個ずつ着実にこなすWANちゃん(笑)。

小屋の正面はこんな感じ。


入口に見えるのは・・・ん~、赤提灯?


お品書きも。


『遠い飲み屋』だって。確かに遠かった(爆)。


4人が到着してまず最初にやったのは、
カンパーイ! (この構図、パクらせていただきました、iwakiさん!)


そして赤提灯にカンパーイ!!


富士山にもカンパーイ!!!


全員でカンパーイ!!!!



ほんとサイコーっす。

その後、料金を支払って部屋に案内してもらい、
部屋の広さに一同感動。快適すぎる。

そして夕食の時間に。メニューは雑誌にあった通り、アジフライ!おいしそー!!


で、またカンパーイ!!!!!

黒ラベルって旨すぎるぅ~。

そして飲み物はワインに。


もう贅沢過ぎる。


夕食後はワインのボトルとグラスを持ってテラスへ。ちょうど夕陽が見える。


見とれる人たち。


見ていたもの。


そして日が暮れると星の世界に。
いつまでも見とれてたいところだけど、明日も登山だしね!


つづく。